頑張れショー! 負傷から立ち直った名選手たちのように!!
このままでは終われない……
マンUの大先輩ファン・ニステルローイも膝のケガには悩まされた photo/Getty Images
先日のPSV戦で大怪我を負ったマンチェスター・ユナイテッドDFルーク・ショー。長期離脱は確実で、以前のようにプレイできるようになるかさえ分からないレベルの負傷だった。『Squawka』はショーの復帰を祈り、過去に大怪我から立ち直った選手を紹介している。
1.ルート・ファン・ニステルローイ
ファン・ニステルローイはマンUへの加入が目前と言われていた中で十字靭帯断裂の大怪我を負い、加入が先送りになった経験を持つ。それでも彼は完璧に復調し、マンUの歴史に名を刻むストライカーとなった。
2.アーロン・ラムジー
2010年にライアン・ショークロスの悪質なタックルを受けたラムジーは、8ヶ月の離脱を余儀無くされた。当時はキャリアが終わったかと思われたが、そこから時間をかけて復帰。その努力もあって、近年のラムジーはクラブとウェールズ代表で覚醒したようなプレイを見せている。
3.ヘンリク・ラーション
当時セルティックでプレイしていたラーションは、1999年のリヨン戦で相手DFとの接触で両足骨折の大怪我を負い、全治8カ月と診断された。しかしそこから復活し、EURO2000でスウェーデン代表のメンバーに選ばれた。
4.フランチェスコ・トッティ
今でも現役を続けているトッティだが、2006年のエンポリ戦で後方からタックルを受け、腓骨骨折と靭帯損傷の大怪我を負った。しかし今のトッティを見ると分かるように、彼は復活して現役を続けている。
5.ペトル・チェフ
2006年のレディング戦でボールをキャッチしに行った際に相手選手の足が入り、頭蓋骨陥没骨折の重傷を負った。そこからはヘッドギアを装着してプレイし、今もワールドクラスのキーパーとして高い評価を受けている。
6.アラン・シアラー
シアラーはブラックバーンに所属していた1992年にリーズ戦で右足前十字靭帯断裂の重傷を負った。そこから復帰したが、悪夢は2度起こった。1995年には足首の靭帯を損傷し、2度目の大怪我となった。それでもシアラーはニューカッスル史上屈指のストライカーとなり、プレミアリーグ得点王も3度獲得している。
7.ロベール・ピレス
フランス代表の主力選手となっていたピレスは、2002ワールドカップの直前に右膝の靭帯断裂の大怪我を負い、出場は叶わなかった。しかしそこから復活し、03-04シーズンにはアーセナルで無敗優勝を成し遂げた。
8.ロベルト・バッジョ
イタリアサッカー界が誇る天才も幾度となく負傷に悩まされた。まずはフィオレンティーナ移籍後に右膝十字靭帯断裂、その後も負傷を繰り返し、2002年には左膝十字靭帯断裂の大怪我を負った。それでもバッジョは天才であり、スターであり続けた。
今回のショーの怪我も選手生命を脅かすものだったが、上記の選手たちのように復活してほしい。復活後にパフォーマンスが向上したラムジーやファン・ニステルローイといった名選手に続けるよう、1日も早い回復を願うばかりだ。