ロングボールは悪? ショートパスが正義? トレンドを無視したプレミアリーグ

ロングボール多用組が結果を出している序盤戦

ロングボール多用組が結果を出している序盤戦

ストークが選んだ道は正しかったのだろうか photo/Getty Images

プレミアリーグならびにイングランドのサッカーと言えば、フィジカルを活かしたスピーディーな展開をイメージするだろう。まさにキック&ラッシュだ。しかし、近年はイングランドサッカー界にも細かく崩すパスワークやポゼッションを重視する考え方が浸透しつつある。マンチェスター・シティのようにボールを保持するチームも増えており、ロングボールだらけの展開は面白くないと捉えられがちだ。

ところが、今季のプレミアには近年のトレンドなどを無視してロングボール政策を行って好調を維持しているチームがある。現在3勝2分で2位につけるレスター・シティと、3勝2敗で5位のウェストハムだ。

『デイリー・ミラー』によると、両チームはロングボールの本数が他クラブに比べて多い。開幕5試合でレスターは138本、ウェストハムは174本のロングボールを蹴っている。レスターはプレミア20チーム中5位、ウェストハムはプレミア最多のロングボール数だ。

現代サッカーのトレンドからは離れているかもしれないが、とにかく結果を出している。レスターもウェストハムも第5節終了時点でマンCと並んでリーグ最多の11ゴールを挙げており、ロングボール=質の悪い攻撃という見方に疑問を抱いてしまう。

一方で、アフェライやシャキリといったテクニシャンを軸にショートパス主体のサッカーを展開するストーク・シティは、ここまで75本しかロングボールを蹴っていない。これは67本のアーセナルに次いで少ない本数だ。

ストークといえばロングボールの代名詞のようなチームだったが、今はトレンドに合わせたサッカーへと移行しつつある。方向性は間違っていないが、ここまで2分3敗とまるで結果が出ていない。

まだ開幕して5試合だが、ロングボールが悪と考えるのは間違いだ。いったい何がプレミアのトレンドなのか、もしかしたらレスターやウェストハムが新たな時代を作ることになるかもしれない。

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