ミランのシュート精度が低すぎる…… 枠内シュート数で不名誉な記録

3試合で枠内シュートは7本

3試合で枠内シュートは7本

ゴールを狙うカルロス・バッカ photo/Getty Images

ルイス・アドリアーノ、カルロス・バッカ、そしてマリオ・バロテッリの加入でミランの攻撃面が強力になったと感じている人も多いだろう。しかし、そんなに話は単純ではない。第3節終了時点でミランは不名誉な記録を作ってしまっている。

ミランがここ3試合で放った枠内シュートは7本。なんとこれはセリエA20チーム中最低の数字だ。フィオレンティーナとの開幕戦で前半に退場者が出てしまったことも影響しているだろうが、それでもこれだけのFWを擁していながら3試合で7本とは寂しい。インテル戦では相手より多い19本のシュートを放っているが、枠内シュートはたった3本だ。FWだけに責任を押し付けることはできないが、シニシャ・ミハイロビッチ監督は早急に攻撃の質を向上するように取り組まなければならない。

ただ、パスの種類は昨季から変わっている。今のところ、ミランは前線のバッカとアドリアーノにどんどんボールを供給していくスタイルを取っているが、そのためにミランは昨季に比べて縦パスの本数が多くなっており、インテル戦では83本の縦パスを送っている。そのうちロングボールは18%となっており、統計的には縦に速いサッカーをしていることになる。しかし、この戦い方にはリスクも付きまとう。

インテル戦でミランはパス成功率80%を記録しているが、縦パスをカットされた回数が非常に多い。インテルが19回インターセプトをされたのに対し、ミランは倍近い36回もパスを奪われている。ここからカウンターに繋がる危険性もあるため、次々に強力FWへボールを供給していくスタイルも考えものだ。

また、これだけ縦パスを供給する中でトップ下に入っていた本田圭佑が目立たなかったのは気になる。ロングボールの場合は自分の頭の上を超えていくために仕方ない部分もあるが、チャンスメイクの部分で貢献出来ていないのは認めなければならない。枠内シュートをFWの責任にすることは簡単だが、中盤で明確なチャンスを作り出せていないことも枠内シュート7本の大きな原因だ。

どうやって相手を崩して得点を奪うのか、同じ大型補強をしたインテルに比べてミランは出遅れている。

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