CLを獲らないとヤバイ! 結果が求められる5人の指揮官

選手以上に必死な指揮官5名

選手以上に必死な指揮官5名

今季こそCLのタイトルが欲しいグアルディオラ photo/Getty Images

チャンピオンズリーグは監督にとって自身の価値を証明する絶好の舞台となる。国内リーグ以上にチャンピオンズリーグの結果を重視するクラブもあり、ビッグクラブを率いる指揮官に失敗は許されない。ビッグクラブは国内リーグの優勝は半ば当然のように考えられており、欧州で結果を出せないと名将とは認めてもらえない。チャンピオンズリーグでの失敗で首が飛ぶなんてことも決して珍しいことではないのだ。

『ESPN』は今季のチャンピオンズリーグでプレッシャーのかかる指揮官を紹介している。選手以上に必死になる監督の一挙手一投足に注目するのも面白いかもしれない。

1.ジョゼップ・グアルディオラ

近年のチャンピオンズリーグを支配してきたと言ってもいいグアルディオラは、バルセロナで黄金期を築いた。バルサを率いた4シーズンで2度のチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げ、招聘したバイエルンも必ずや頂点に立てると考えていたことだろう。しかし2シーズン連続でベスト4敗退と期待を裏切っている。グアルディオラは今季限りでバイエルンを去る可能性も噂されており、今季もチャンピオンズリーグを獲得できなかった場合は名将の肩書が少し霞むことになる。

2.マヌエル・ペジェグリーニ

グアルディオラの影に怯えているのがペジェグリーニだ。ペジェグリーニはチャンピオンズリーグでは全く結果を出せておらず、今夏に解任される可能性もあった。マンCが後任に狙うのはグアルディオラであり、今季も結果が出なかった場合は首が飛ぶ恐れもある。不運なことに今季も死の組に入ってしまったが、最低でもベスト4には進出したいところだ。

3.ジョゼ・モウリーニョ

少し注目のされ方がおかしくなっているが、モウリーニョにはポルト、インテルに続いて3つ目のクラブでのチャンピオンズリーグ制覇の大記録がかかっている。しかし今はそれどころの話ではない。チームはリーグ戦で絶不調に陥っており、もはやチャンピオンズリーグ優勝よりもグループステージ突破に目標がすり替わっているかもしれない。優勝するかといった希望のある話ではなく、早期敗退で解任されないかといったプレッシャーがかかっているだろう。

4.ローラン・ブラン

マンチェスター・シティと同じく大金をかけて欧州のトップクラブの仲間入りを果たそうとしているPSGにとって、チャンピオンズリーグで好成績を残すことは必須条件となる。昨季も優勝したバルセロナに力の差を見せつけられ、指揮官をブランに任せたままで良いのかといった声もある。今夏にはアンヘル・ディ・マリアも加入し、選手層は欧州トップレベルのものを揃えている。これで前年のベスト8を超えられない場合はクラブもブランの進退を考えるだろう。

5.ルイス・エンリケ

1度ならまぐれでもチャンピオンズリーグを制することができると元マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督が語っていたが、2度目はまぐれではない。エンリケは昨季に3冠を達成したが、アンチェロッティやモウリーニョ、グアルディオラらと肩を並べるためにはチャンピオンズリーグを2度制さなくてはならない。また、チャンピオンズリーグになってから連覇したチームは1つもない。前年王者のバルセロナにはその資格があり、エンリケにとっては偉大な記録を作る挑戦のシーズンになる。

やはりビッグクラブへの仲間入りを急ぐPSG、マンCといった金満クラブは何よりも結果を求めている。ブランとペジェグリーニは失敗が続いており、今季がタイムリミットになるだろう。チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチ氏も結果至上主義者のため、モウリーニョといえども結果が出ない場合は首を切る可能性もある。極端な話だが、プレミアリーグを逃してもチャンピオンズリーグを獲得すれば首を切られることはないだろう。

チャンピオンズリーグを獲りたいと願う選手と、獲らないと困ることになる指揮官。彼らの立場と面子を守る戦いも、1つのチャンピオンズリーグの姿と言えそうだ。

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