DFラインよりもボランチに問題あり! 英メディアがチェルシーの欠点指摘

マティッチとセスクの守備が機能せず

マティッチとセスクの守備が機能せず

タックルが遅れるマティッチ photo/Getty Images

開幕から5試合で勝ち点4しか獲得できていないチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、これまで最終ラインに手を加えてきた。昨季から不動だったジョン・テリーとガリー・ケイヒルのセンターバックコンビを解消し、若いクルト・ズマを起用する試合も増えた。そして12日のエヴァートン戦では、ボランチにも手を加えた。

開幕からセスク・ファブレガスとネマニャ・マティッチに組ませてきたボランチを、エヴァートン戦ではマティッチとジョン・オビ・ミケルのコンビにし、セスクをトップ下に上げた。もちろんミケルの起用は中盤での守備力を高めるための措置だが、『デイリー・メール』は最終ライン以上にボランチのところがおかしくなっていると指摘する。

攻撃を組み立てる役割を担うセスクは、元より守備能力の高くない選手だ。そのため、モウリーニョは必ずパートナーにカバーリングの利く守備的な選手を置いている。昨季はマティッチがブレイクしたが、今季は体が重く、パフォーマンスは一向に向上しない。それはデータにも表れており、マティッチは昨季36試合に出場し、1試合あたり3.6回のタックルを決めている。しかし今季は2.5回に減っている。

しかもタックルが遅れてファウルを取られるケースが非常に増えている。昨季は1試合あたり1.3のファウル率だったが、今季は2.8とタックルがファウルと取られる機会が増えている。パス成功率も55.2%から48.3%にまで落ち、中盤でのボール奪取から攻撃への移行に問題を抱えているのは明らかだ。

ファウルを取られる回数はセスクも0.9から1.8に増えており、カバーリングで遅れたところで相手にフリーキックを与える場面が増えているのだろう。同メディアはDFラインの4人にも非はあるが、ボランチがDFラインの前に大きなスペースを空けてしまうことが多いと指摘しており、セスクとマティッチの2人が昨季ほど守備で貢献できていないことが問題となっている。

この事態をモウリーニョはどう打開するのか。中盤の危険なエリアでボールを奪えず、昨季では考えられなかった位置からシュートを撃たれてしまう。これが今季の悪循環の原因となっている。次節に対戦するアーセナルはより中盤で細かくパスを繋いでくる攻撃的なチームだが、これをボランチコンビはどう防ぐつもりだろうか。

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