救世主ファン・ハールと悪のモイーズ? 成績がほぼ同じだと話題に

ただし補強費用はケタ違い

ただし補強費用はケタ違い

ルイ・ファン・ハール photo/Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドの伝説であるサー・アレックス・ファーガソンの後を継いだデイヴィッド・モイーズは、プレミアリーグで長きにわたって監督を務めてきた経験があり、後任として最適かと思われた。しかし明確な戦術もなく、まさかの7位フィニッシュ。ファーガソンが築き上げたチームを1年足らずで壊してしまったと批判された。

その後現指揮官のルイ・ファン・ハールが就任し、昨季は4位に入ってチャンピオンズリーグ出場権を取り戻した。モイーズによって狂った歯車をファン・ハールが1年で修正し、マンUの迷走を止めてくれたと感謝したサポーターは多いだろう。しかし、ファン・ハールはサポーターが思うほどの救世主なのか。

確かにモイーズの頃と違って攻撃に迫力はある。しかし大切なのは結果に反映されているかだ。『メトロ』は次節のリヴァプール戦がファン・ハールがマンUを率いてから51試合目となり、13-14シーズン途中で解任されたモイーズとの比較を行った。

モイーズは就任から51試合で27勝9分15敗、得点86、失点54となっている。一方のファン・ハールは50試合を終えた時点で27勝12分11敗とモイーズと比べて劇的に変化しているわけでもない。得点81、失点47と、こちらも大きな変化はない。さらに同紙が着目したのは、補強に使用した金額だ。モイーズが約6700万ポンドを使用したのに対し、ファン・ハールは約2億4900万ポンドをつぎ込んでいる。こちらの差はかなり大きい。

もちろん補強に関してはファン・ハールの一存で決まるわけではなく、モイーズの成績に焦りを感じたクラブの意思も関係している。それでも、ここまで結果に大差がないのは問題があるのではないか。今季はクラブ・ブルージュとのチャンピオンズリーグ予選・プレイオフを制して本大会に進んだが、チームに劇的な変化は起きていない。劇的に変わったのはスタメンの顔ぶれであり、成績面に大して違いはないのだ。

ファン・ハールの51試合目はリヴァプールとの対戦になる。難敵との対戦であり、仮に負ければ51試合が終了した時点でモイーズと勝利数が27で並ぶことになる。

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