4連勝のマンCと苦戦のチェルシーの違いは既存戦力にあり!

シルバら古参の奮闘が今季のカギを握る

シルバら古参の奮闘が今季のカギを握る

無傷の4連勝でロケットスタートしたマンC photo/Getty Images

開幕から無傷の4連勝を飾ったマンチェスター・シティと、1勝1分2敗と出遅れた昨季王者チェルシー。今夏の市場での動きを見ても、マンCは派手な札束さばきでFWラヒーム・スターリングとMFケビン・デ・ブライネ、DFニコラス・オタメンディを獲得した。一方のチェルシーはFWペドロ・ロドリゲスを獲得したものの、補強の大半は退団した選手の穴埋めという形になった。

それがリーグ戦のスタートに影響したのは確かだが、『ESPN』は市場での動きは関係がないと述べている。同メディアは、今季のスタートダッシュの違いはあくまで既存戦力の奮闘によるものであり、市場での大型補強は特に大きな意味を持っていないとの考えだ。

「今季のチームを引っ張るのは、昨季以上に動きがシャープになっているセルヒオ・アグエロ、固い守備を統率する主将のヴァンサン・コンパニ、トップ下でチャンスを演出し続けるダビド・シルバ、華やかなタッチで相手をいなすヤヤ・トゥーレと、11-12シーズンに44年ぶりのリーグタイトル獲得を経験したメンバーだ。スターリングとデ・ブライネの確保は大きいが、今季はむしろ既存戦力の奮闘がリーグ戦をリードする条件になるだろう」

「一方のチェルシーも相変わらずエデン・アザールとセスク・ファブレガスに攻撃の多くを依存しているが、昨季ほどのパフォーマンスじゃない。ペドロは加入したが、チームの背骨にあたるティボ・クルトワ、ジョン・テリー、ネマニャ・マティッチ、ジエゴ・コスタらには変化がないし、既存戦力の活躍の差がここまで響いている」

「マンCが大金を支払って獲得したアタッカーのスターリングとデ・ブライネは、救世主という立ち位置ではない。あくまで既存戦力をベースにチームをレベルアップさせる役割を担う。彼らが両翼で存在感を放てば、中央のシルバにもよりスペースが生まれるだろう」

チェルシー、アーセナルと思うような補強が出来なかったクラブもあれば、マンチェスター・ユナイテッドやリヴァプールのようにチームを一新させるほどの大型補強を行ったチームもある。マンCも使用した金額でいけば後者の部類に入るが、同じマンチェスターでも補強に戦略的要素があったのは明らかにマンCだろう。ユヴェントスMFポール・ポグバ獲得の噂もあったが、現在絶好調のシルバやヤヤを見ると、ポグバをチームに加える必要性が見あたらない。

既存戦力の奮闘と戦略に沿った新規戦力の確保の両面で成功を収めたマンチェスター・シティ。今季のリーグ戦を独走しても不思議はない。

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