[日本代表]勝点3を得るもカンボジアを相手に攻めあぐねる

3点では不満が残る。完全に主導権を握るも、数々のチャンスを逃す

3点では不満が残る。完全に主導権を握るも、数々のチャンスを逃す

ハリルホジッチ監督のもと、日本代表はW杯アジア2次予選で初勝利を収めた。photo/Getty Images

W杯アジア2次予選のカンボジア戦(会場=埼玉スタジアム)が行なわれ、日本が3点を奪って勝利し、2試合を終えて勝点4となった。カンボジアは3試合を終えて勝点0。

立ち上がりからボールを支配し、立て続けに攻撃を仕掛けたが、6月16日のシンガポール戦と同じく、序盤はシュートミスや相手の身体を張った守備もあり、なかなか得点できなかった。それでも、長谷部や本田が左右にボールを散らし、左右のSBである長友と酒井宏が高い位置でプレイ。このあたりはシンガポール戦と明確な違いがあった。

迎えた28分、相手クリアをペナルティエリアの少し外で拾った山口が右隣にいた本田へパスを送る。これを受けた本田が落ち着いたトラップから左足を振り抜き、強烈なミドルシュートでようやく先制点を奪った。これで勢いに乗るかと思われたが、その後はまたもカンボジアの人数をかけた守備に苦戦した。

それでも、40分には香川、岡崎が立て続けにシュートし、相手ゴールを強襲。さらに、42分には武藤が左サイドを突破し、ファーサイドでフリーになっていた香川に丁寧なラストパスを送った。しかし、40分のシュート2本はGKのセーブに跳ね返され、42分のシュートはキックミスで無人のゴールに流し込むことができず。完全に主導権を握り、多くの決定機を作ったが、1-0で前半を終えた。

追加点が生まれたのは後半立ち上がりの50分、左サイドから長友→山口とつなぎ、右サイドを攻撃参加した吉田にパスが渡る。ゴールまで約20メートルはあったが、吉田が思い切りのよいミドルシュートをカンボジアのゴールへと突き刺した。さらに、61分にはゴール前の混戦から香川が右足インサイドでフィニッシュし、3-0とした。

徐々に点差がついていったが、カンボジアの集中は切れることなく、身体を張った粘り強い守備の前にその後も日本は苦しめられた。ボールを支配するものの、効果的な攻撃のカタチを作れず、追加点を奪えない時間が続いた。シュートを放つ場面はあったが、多くのフィニッシュが精度不足でゴール枠をとらえることができなかった。

3-0で勝利を収めたが、チャンスの数からいけばもっと点を取らなければいけなかった。試合後、「もっと取れたと思います」と語ったのはハリルホジッチ監督である。勝点3を獲得したが、シンガポール戦に引き続き、ストレスが溜まる一戦だった。

文・飯塚健司

[試合結果]
日本代表3-0カンボジア代表

[得点経過]
28分:本田
50分:吉田
61分:香川

[日本代表メンバー]
GK西川

DF長友、森重、吉田、酒井宏

MF長谷部、香川、山口

FW武藤(65分宇佐美)、岡崎(78分興梠)、本田(83分原口)

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