レアルのGKはいつからおかしくなったのか。始まりは2012年だった!?

カシージャスのスタメン落ちからおかしくなった

カシージャスのスタメン落ちからおかしくなった

今夏ポルトへ移籍したカシージャス photo/Getty Images

レアル・マドリードのGK問題はいつからこんなにも深刻なものになってしまったのか。今夏のドタバタ劇にはマンチェスター・ユナイテッドも絡んでいたとはいえ、常に市場をリードしてきたレアルらしくない慌てぶりだった。

今夏の出来事について『スポルト』は、全ての始まりは2012年のイケル・カシージャスの問題からスタートしたと伝えた。カシージャスはレアルの守護神として長きに渡ってプレイしてきた大黒柱だったが、2012年末に当時監督を務めていたジョゼ・モウリーニョが戦術的理由と称してカシージャスをスタメンから外した。この時には下部組織出身のアントニオ・アダンがゴールマウスを守ったが、この一件でカシージャスの立ち位置がおかしくなってしまった。

結局アダンはトップレベルでプレイできる選手ではなく、2013年1月にセビージャからGKディエゴ・ロペスを獲得。カシージャスが負傷で離脱していたことも影響しているが、このあたりからカシージャスはレアルにとって絶対的な選手ではなくなってしまった。後任のカルロ・アンチェロッティ監督もロペスとカシージャスのローテーションを採用し、徐々にロペスがゴールマウスを守ることが多くなった。

ロペスが退団した14-15シーズンにはカシージャスの出番も増えたが、今思えばこの数年間レアルのGK事情は何かと騒がしかった。そしてついに今夏カシージャスがポルトへ移籍し、レアルは世界的に名の通ったキーパーを失ってしまった。ケイロル・ナバスがいたものの、実力よりも名前が先行するレアルは世界トップクラスと世間から認知されているGKの確保に急いだ。それが今夏のデ・ヘア獲得失敗、突発的なキコ・カシージャの獲得に繋がったように思える。

カシージャスのスタメン落ちから場当たり的な補強を続けてきたレアルには、今回のごたごたは避けられなかったのかもしれない。

記事一覧(新着順)

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

最新号を無料配信中!
電子マガジン「ザ・ワールド」
No.237 シーズン開幕! 欧州4大リーグ大予測
theWORLD(ザ・ワールド)は世界中のサッカーを網羅する、日本初のスマートデバイス対応フリーミアム 電子マガジン!

雑誌の詳細を見る

人気記事ランキング

INFORMATION

記事アーカイブ