アトレティコ・マドリードに所属する20歳のFWアンヘル・コレアは、アメリカで行われるボリビア代表(4日)とメキシコ代表(8日)との親善試合に向けたアルゼンチン代表のメンバーに招集された。アンヘル・コレアにとってこれがA代表、初選出となった。
アルゼンチン期待の若手FWアンヘル・コレアは2014年に、母国の名門クラブであるサン・ロレンソからアトレティコ・マドリードに加入したが、メディカルチェックで心臓に腫瘍が見つかり、手術を受けて6ヶ月プレイができない状況から復帰。術後順調に回復し、今年6月にはU-20ワールドカップにも出場しており、今季リーグ戦では開幕節のラス・パルマス戦に65分から途中出場している。
以前から憧れる選手としてリオネル・メッシの名前を挙げていた同選手は、初めて代表で同じチームになることについて「トレーニングで一緒にプレイすることができた。リオネル・メッシは世界最高の選手だ。成長するヒントをメッシから学びたい」とし、「最大限努力してきたことが報われた。それは素晴らしいことで、代表でプレイできることを楽しみたい」と、アルゼンチンのテレビチャンネル『TyCSports』に明かした。
所属するアトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は、アンヘル・コレアが代表に招集されたことについて、アルゼンチン代表のヘラルド・マルティーノ監督には「できる限り、長くプレイさせて欲しい」とコメントし、マルティーノ監督も「アルゼンチンの若手選手ではトップの実力だ」と太鼓判を押す。