セリエAのフィオレンティーナからリーガ・エスパニョーラのベティスに9年ぶりに復帰した元スペイン代表FWホアキン・サンチェスが、スタジアムでお披露目会見を行った。
「ベティスの選手として最初に過ごした時期はとても素晴らしい時間だった。チームを離れた時期もあったが、またベティスのシャツを着てフィールドを走ることが夢となっていた。夢を叶えることができて、キャリアの中で最も幸せな瞬間。これからすべての時間を楽しんでいきたいと考えている」
ベティスの下部組織出身のホアキン・サンチェスは、2006年までベティスで活躍。その後はバレンシア、マラガと渡り歩き、2013年からセリエA・フィオレンティーナでプレイ。2014-15シーズンはリーグ戦で23試合で2得点を記録し、フィオレンティーナのUEFAヨーロッパリーグ準決勝進出に貢献した。2018年までフィオレンティーナとの契約を残していたものの、ホアキン自身が復帰を希望していたため、ベティス移籍が実現。ベティスとは3シーズンの契約を結ぶ。
本拠地でのお披露目会見では約2万人のサポーターが詰めかけたと、スペイン紙『アス』が伝えている。また、今シーズンについての意気込みを次のように語った。
「若くはないが、34歳でもやる気と熱意はある。経験から多くのことを学び、今は体の調子も良いと感じている。ベティスでの日々を楽しみながらプレイしたい」