イタリア・セリエAのインテルは移籍市場最終日となる8月31日、トルコ・スペルリガのガラタサライからMFフェリペ・メロ、DFアレックス・テレスを獲得したことを発表した。メロは完全移籍、テレスは買い取りオプション付きのレンタル移籍となる。
最終日に人の出入りがにわかに激しくなったインテル。ブラジル代表MFエルナネスをユヴェントスに放出した後に、2人のブラジル人プレイヤーを新たに迎えることになった。
30歳のメロはかつてフィオレンティーナ、ユヴェントスといったセリエAのクラブでプレイした守備的MF。闘争心とパワーを併せ持った選手であり、ロベルト・マンチーニ監督にとってはガラタサライ時代に指導した過去もあり、今夏のトップターゲットと見なされていた。
一方で22歳のテレスはサイドバックを本職とするDF。母国のクルゼイロから2014年1月にガラタサライに移籍し、同クラブで1シーズン半を過ごしている。
インテルは開幕2試合で連勝を飾り、好スタートを切っている。同日セルビア代表FWアデム・リャイッチもローマからレンタルで獲得しており、新加入選手の活躍に期待がかかる。