危機的状況のチェルシー、英紙が戦犯4選手を指摘

第4節終了時点で失点9は71-72以来のワースト記録

第4節終了時点で失点9は71-72以来のワースト記録

かつてない不調に陥るチェルシー photo/Getty Images

コンディション不良、単なるスタートダッシュ失敗、もはやチェルシーの体たらくをこれらの言葉で片付けるわけにもいかない。これは本当の危機だ。

『デイリー・ミラー』によると、開幕4試合でチェルシーが喫した失点9は1971-72シーズン以来の最悪の数字だという。昨季の手堅い姿はどこにもなく、主将ジョン・テリーをはじめ昨季とはまるで違ったプレイを見せる選手が多数いる。モウリーニョはプレミアリーグが混戦になるため、まだ優勝が難しいレベルではないと語っているが、すでに首位マンチェスター・シティとは勝ち点差8がついてしまった。

同紙は今季のチェルシーでおかしいと思う4選手をピックアップし、昨季とのパフォーマンスの違いについて述べている。

1.ブラニスラフ・イバノビッチ

昨季まで最高の右サイドバックだったイバノビッチは、チームにとっても彼自身にとっても悪夢のようなスタートを切った。第1節のスウォンジー戦ではジェフェルソン・モンテーロ、第2節ではマンCのラヒーム・スターリング、そして今節のクリスタル・パレス戦ではバカリ・サコと、彼らに最高の右サイドバックの肩書を削り取られている。現在のイバノビッチはワールドクラスからは程遠いように見える。

2.エデン・アザール

プレミアリーグのみならず、世界でも屈指のタレントであることを昨季に証明したアザールは、今季もチェルシーのエースとして活躍することは確実だった。しかし、ここまで目立った活躍はできていない。不調とは感じないが、成長できていないように思える。モウリーニョはアザールに成熟を求めるかといった問いに対し、「プレミアリーグ最高の選手が成熟する必要はない」と答えた。また、昨季終了後にはアザールがクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシと同じレベルにあると語ったが、少し評価が高すぎるかもしれない。

3.セスク・ファブレガス

ボランチに守備的な選手が揃うチェルシーにおいて、セスクは攻撃を組み立てられる貴重な選手だった。しかし昨季とは明らかに動きが違う。前線の選手とも今一歩呼吸が合わず、敵陣を射抜くようなパスは見られない。ただでさえ攻撃部分をアザールに頼っていたチームには、セスクの展開力が必要不可欠だ。

4.ネマニャ・マティッチ

昨季のマティッチは1つのサプライズでもあった。以前から優秀な選手だったのは確かだが、昨季にはワールドクラスの潰し屋にまで成長し、同僚のセスクを抑えてPFA年間ベストイレブンにも選出された。しかし今季は動きが重く、昨季のような守備が見られない。彼はDFではないが、失点数増加の原因の1つとなっている。セスクを含め、ボランチには競争が求められている。

同紙が指摘したのは以上4名だが、前述のテリーやケイヒル、ジエゴ・コスタなども明らかに本調子ではない。どの選手も昨季の優勝に大きく貢献している。今夏に大幅な補強をしなかったチェルシーにとって、既存の戦力が不調に陥るのは許されない。

また、現在のチェルシーは昨季の優勝で選手たちのモチベーションが低下しているのではないかといわれている。これはモウリーニョの作るチームによくあることだが、これについてモウリーニョは次のように述べている。

「昨季はファンタスティックなシーズンだったが、次のシーズンも同じとは限らない。彼らがモチベーションを失っているとすれば、それは非常に悲しいことだ。本当に悲しい。私はもう1度優勝したいと思っているし、昨季以上にモチベーションを感じている。しかし、1度勝ったことによって燃え上がっていない者がいるとすれば、それは悲しいことだよ」

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