ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンは30日、ブラジル代表DFダンテ(31)がヴォルフスブルクに移籍することをアナウンスした。同DFはヴォルフスブルクのメディカルチェックを通過次第、3年契約を結ぶ。
ダンテのバイエルンでのラストゲームは29日に行われた3節レヴァークーゼン戦となった。12/13シーズンにボルシアMGから加入したダンテに当初は懐疑的な見方もあったが、瞬く間にCBの主力に定着。同シーズンの三冠達成に大きく貢献し、評価を高めた。加入以来、その強靭なフィジカルを生かした対人守備能力、そして高い足元の技術によってバイエルンの最終ラインを支えてきた。
バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)は、ダンテの移籍背景と、今後の成功を願う声明を出している。
「ダンテはコンスタントな出場機会を求めていたんだ。我々は彼の望みを拒絶しようとは思わなかった。我々はダンテに感謝したい。バイエルンは彼とともに多くの素晴らしい瞬間を過ごし、タイトルを獲得した。それらの時間の中で、彼がとても親しみのこもった、清々しい人間であるということを知ってきた。彼の今後の成功を誰もが願っている」
なお、移籍金については両クラブの合意に基づき、公表されていない。