リーガ・エスパニョーラのアトレティコ・マドリードは、アルゼンチン1部のリーベル・プレートからU-20アルゼンチン代表MFマティアス・クラネビッテルの獲得をクラブの公式サイトで発表した。5シーズンの契約を結ぶ。
リベルタドーレス杯を制したリーベル・プレートは、この冬に日本で開催されるクラブワールドカップに出場する。リーベル側の要望でクラネビッテルはクラブワールドカップまでリーベルでプレイし、アトレティコへの合流は来年の1月からとなり、アトレティコはリーベルに違約金として800万ユーロを支払うとスペイン紙『アス』が伝えている。
クラネビッテルはリーベル・プレート下部組織出身の22歳。2012年12月にトップチームデビューを果たし、鋭いボール奪取と正確なインサイドキックに長けてることから次世代のマスチェラーノと期待を寄せられている。リーベルで過ごした4シーズンでリーグ戦通算52試合に出場し、今季はリーベル・プレートのリベルタドーレス杯優勝に貢献した。
アトレティコのスポーツディレクターを務めるホセ・ルイス・カミネロ氏は「若手選手の成長を望むチームの方針と、彼のクオリティは完璧に一致する。非常に競争力のある選手で、将来有望なミッドフィルダーだ。数カ月後、アトレティコに加入した際にチームのレベルを高めるだろう」と期待を寄せている。