[レスター岡崎の仲間たち 2]得点力示した”ハリルの秘蔵っ子”

独力突破のスタイルは賛否両論!?

独力突破のスタイルは賛否両論!?

トッテナム戦では同点弾を叩き込んだ photo/Getty Images

まだ第3節までしか消化していないものの、現在プレミアの得点ランキング首位に立っているのは少々意外な選手だ。それはアグエロでもジエゴ・コスタでもなく、レスター・シティFWリヤド・マフレズである。開幕からの3試合連続ゴールで4得点。昨季がリーグ戦30試合出場で同じく4ゴールだったことを考えると、絶好調と言ってもよく、現在2位というチームの成績に大きく貢献している。

マフレズは1991年2月生まれの24歳。出身はパリの北、ヴァル=ドワーズ県のサルセルだ。同地域には大戦後、アルジェリアからの移民が大量に移り住んでいる。そうした背景から、マフレズもフランス、アルジェリアの両国籍を持つことになった。

サッカー選手としてのキャリアは地元のアマチュアクラブであるAASサルセルからスタートするが、やがてリーグ・ドゥのル・アーヴルに加入。同クラブのトップチームで60試合に出場し、2014年の冬のマーケットで当時チャンピオンシップ(イングランド2部相当)に所属していたレスターにやってきた。チームは翌シーズンにプレミア昇格。マフレズのプレミアでの初ゴールは、同年10月のバーンリー戦である。

前述のとおりアルジェリア国籍を持つ彼は、アルジェリア代表チームの招集に応じ、ブラジルW杯直前の2014年5月31日、親善試合のアルメニア戦で代表デビュー。このときの監督は皆さんご存知のとおり、現日本代表監督のヴァイッド・ハリルホジッチだ。親善試合での好プレイが評価されたのか、マフレズはフード・カディールら実績のある選手を押さえてW杯本大会のメンバーに選出。トッテナムのベンタレブとともにシンデレラボーイとなった。チームは敗れたものの、初戦のベルギー戦では先発出場。ハリル監督の期待の高さを窺わせた。

そんなマフレズの特長はドリブルにあり、左足での素早いボールさばきはレスターの前線において脅威となっている。ラニエリ監督も彼を高く評価し、「彼は日々向上している」と称賛、クラブも先日2019年までの契約延長を交わした。とにかく独力突破が目立ち、パスを出さないこともあるため賛否あるようだが、結果を出しているのは確か。何より、岡崎慎司の移籍後初ゴールをアシストしたのが彼だったことは、忘れてはならないだろう。

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