リヴァプール戦後にガリー・ネビルやジェイミー・キャラガーがアーセナルとアーセン・ヴェンゲル監督を批判した問題が思わぬ口撃合戦になっている。
『デイリー・ミラー』によると、ヴェンゲル監督はボランチのフランシス・コクランが停滞の一因といった批判に対し、解説者は昨季の数字を見てから判断するべきと忠告している。
「統計上、コクランの守備は欧州でもトップレベルにある。他の人が彼をどう見ているかは分からないが、彼の守備は素晴らしいよ。別に周囲の人間が意見を言うことは構わないし、今のアーセナルに満足しないのも理解できる。ただ、選手にプレッシャーを与えるような発言は控えるべきだろう」
また、過去にフランスのテレビ局でコメンテーターを務めていたこともあるヴェンゲル監督は最近の解説者の発言にも嫌気がさしていると語った。
「最近の解説者は試合のことではなく、自分のサッカー観や人生論を語っている人が多くいる。批判も良いが、見ている人がサッカーを愛せるような発言をするべきだ。1番良いのは指導者の立場を経験することだ。そうすればトップレベルでのプレイ経験が無い人にもサッカーの面白さを伝えることができる。上手くできる人と、できない人がいるがね」