ブンデスリーガのバイヤー・レヴァークーゼンは28日、スロベニア代表MFケビン・カンプル(24)をドルトムントから獲得したことを発表した。契約は2020年までの5年契約となる。
ここ数日で大きく進展していたカンプルの移籍がとうとう公式に発表された。カンプルにとってレヴァークーゼンは下部組織時代を過ごし、2011年まで所属していた古巣クラブ。そして監督のロジャー・シュミットはレッドブル・ザルツブルク(オーストリア)時代に師事した恩師であり、熱心な誘いを受けての加入となった。
レヴァークーゼンは同日、韓国代表FWソン・フンミンのトッテナム移籍が発表されたこともあり、2列目に空きが出来ていた。このこともカンプル移籍を急速に進めた理由として考えられる。
ザルツブルクから2014年12月にドルトムントに加入したカンプルは豊富な運動量が持ち味のMF。スロベニア代表としても15試合に出場した経歴を持っている。ドルトムントでは思うようなパフォーマンスを見せることが出来なかったMFは、恩師のもとで再スタートを切ることになった。