クアドラードもレンタル移籍で、チェルシーのレンタル組は26名に!
欧州じゅうに広がるレンタル組
チェルシーからユヴェントスへのレンタル移籍が発表されたコロンビア代表FWファン・クアドラード。レンタル移籍のすべてがそうではないが、レンタル移籍はいずれクラブに戻ってくる可能性もある希望を持った取引だ。しかしチェルシーの場合はそうではない。
チェルシーがレンタル移籍に出している選手の数は26人にも及ぶ。彼らは欧州の様々な国に武者修行に出されているが、果たしてクラブの幹部は誰がどこの国で戦っているのか完璧に把握しているのだろうか。ここからチェルシーのトップチームに呼び戻される人数はわずか数名であり、たいていの選手は片道切符で終わる。
『デイリー・メール』は、レンタルに出されている選手を国別で紹介しており、その範囲の広さを伝えている。
イングランド:7名
マルコ・ファン・ヒンケル(ストーク)、パトリック・バンフォード(クリスタル・パレス)、クリスティアン・アツ(ボーンマス)、トーマス・カラス(ミドルズブラ)、ネイサン・アケ(ワトフォード)、ジョーダン・ホートン(ジリンガムFC)、アレックス・デイビィー(ピーターバラ・ユナイテッドFC)
オランダ:6名
トッド・ケイン(NEC)、ネイサン(フィテッセ)、ダニーロ・パンティッチ(フィテッセ)、アイザイア・ブラウン(フィテッセ)、ドミニク・ソランケ(フィテッセ)、ルイス・ベイカー(フィテッセ)
イタリア:4名
モハメド・サラー(ローマ)、ファン・クアドラード(ユヴェントス)、ワラス(カルピ)、スティペ・ペリツァ(ウディネーゼ)
フランス:1名
マリオ・パシャリッチ(モナコ)
ベルギー:3名
クリスティアン・クエバス(シント=トロイデン)、ジョアオ・ロドリゲス(シント=トロイデン)、ビクトリアン・アングバン(シント=トロイデン)
トルコ:2名
マルコ・マリン(トラブゾンスポル)、ケネス・オメルオ(カスムパシャSK)
ポルトガル:1名
ウリセス・ダビラ(ヴィトリア・セトゥーバル)
ドイツ:1名
アンドレア・クリステンセン(ボルシアMG)
ボスニア・ヘルツェゴビナ:1名
マテヤ・デラク(FKサラエボ)
まさに欧州の隅々にまでチェルシーの名を背負った選手が散らばっており、いつか来るチャンスに向けてアピールを続けている。ジョゼ・モウリーニョ監督は少数精鋭を好むタイプだが、彼らがそこに選ばれる日はやってくるのだろうか。