[日本代表]ハリル監督が探す「点を取れるFW」はどこにいる?

ハリル監督「中央のFWを2〜3名は見つけたい」

ハリル監督「中央のFWを2〜3名は見つけたい」

指宿洋史(背番号11)はハリルホジッチ監督の要求を満たす可能性を持つ選手のひとりだ。Photo/Getty Images

日本代表の指揮官であるハリルホジッチ監督が点を取れるFWを探している。W杯予選を戦う23名を発表した記者会見で、「岡崎はレベルが高い選手。日本代表に入り、FWの中央であれだけプレイできる選手はまだ見つかっていない。今後、FWの中央でプレイできる選手を2名〜3名は見つけたい」と語り、FWの人員不足を嘆いていた。

ハリルホジッチ監督が求めているのは、相手CBに競り負けないフィジカルの強さ、空中戦の強さがあり、なおかつ技術力が高くて点を取れるFWだ。「日本代表の問題は効果的なプレイができるFWがいないことで、今後に見つけないといけない。JFA(日本サッカー協会)とも話しているが、これは育成でも問題になっていて、いま改革が進んでいると聞いた」と語ったのはハリルホジッチ監督である。

指揮官の要求を満たすFWは、いったいどこにいるのか? 合宿などを通じて、これまで招集された選手のなかにも候補となる選手はいた。大迫勇也(ケルン)、川又堅碁(名古屋グランパス)、豊田陽平(サガン鳥栖)、杉本健勇(川崎フロンターレ)などである。しかし、ケガなどそれぞれの理由でいずれの選手も今回は招集されていない。そして、このうち杉本についてはハリルホジッチ監督が期待を込めてこんな言葉を残している。

「(杉本は)かなり高い能力がある。フィジカルの強さ、空中戦の強さがあり、テクニックもある。ただ、このリスト(日本代表)に入るためには、もっともっとJリーグでやってほしい。力を発揮してほしい」

果たして、ハリルホジッチ監督が「見つけたい」と語る効果的なプレイができるFWは今後に出現するのだろうか。そこで、本誌ではその可能性を持つまだ日本代表に招集されたことがない4名のストライカーをここに紹介しておきたい。これらの選手たちが前述した招集済みの選手たちと競争を繰り広げるようになれば、日本代表の得点力がアップするのではないだろうか。

[指宿洋史/アルビレックス新潟]
1991年2月27日生まれ(24歳)。195㎝/89㎏。
2009年に柏ユースからジローナ(スペイン)に加入し、複数のチームを渡り歩いて2014年まで欧州でプレイした。セビージャに所属していた2012年にはリーガ・エスパニューラにも出場している。身体が大きく、懐が深い。キープ力があり、前線にタメを作ることができる。2014年に新潟へ加入。昨季は15試合出場3得点、今季は23試合出場5得点(2ndステージ第8節終了時点)となっている。

[酒井宣福/アビスパ福岡]
1992年11月9日生まれ(22歳)。181㎝/78㎏。
母がドイツ人、父が日本人。日本代表の酒井高徳の弟。Jリーグにデビューしたアルビレックス新潟ではCB、SB、ボランチなどでプレイしていた。2014年からアビスパ福岡に所属し、現在は中盤のアウトサイドやFWでプレイする。純粋なCFではないが、身体の強さ、前への推進力があり、CFでもプレイできると判断。ハリルホジッチ監督の要求を満たす選手として本誌がリストアップした。

[鈴木武蔵/水戸ホーリーホック]
1994年2月11日生まれ(21歳)。185㎝/75㎏。
母が日本人、父がジャマイカ人。2012年にアルビレックス新潟へ加入し、初年度からコンスタントに出場してこれまでに66試合出場6得点(J1)となっている。今季は出場機会が減っていたため、水戸ホーリーホックへ期限付き移籍。J2では出場3試合目に初得点を奪った。U-22代表で活躍する期待の若手だが、今季は不調で現在は新天地で再起を図っている。しなやかなドリブル、正確なフィニッシュが魅力。

[オナイウ阿道/ジェフ千葉]
1995年11月8日生まれ(19歳)。180㎝/74㎏。
母が日本人、父がナイジェリア人。2014年にジェフ千葉へ加入。初年度は6試合出場1得点(J2)だったが、2年目となる今季は27試合出場2得点と出場&得点数ともに増やしている。技術的はまだ未熟だが、瞬発力があり、トップスピードに到達するのが早い。屈強な身体を持ち、1対1や空中戦にも強い。守備におけるポジショニングなどに課題を抱えるが、間違いなく伸びしろがある。

文・飯塚健司

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