コクランを外すべき! 不調のアーセナルに戦術のエキスパートが意見

ボランチはアルテタとラムジーがベスト?

ボランチはアルテタとラムジーがベスト?

ボールを刈り取る能力は高いコクラン photo/Getty Images

アーセナルの調子が上がらないことを巡り、様々な意見が出ている。スコアレスドローに終わったリヴァプール戦後に、元イングランド代表のガリー・ネビル氏はアーセン・ヴェンゲル監督が同じタイプの選手を起用しすぎていると批判した。

しかし戦術分析のスペシャリストであるマイケル・コックス氏は『ESPN』にて、問題が別にあると述べている。

「ネビルが言う同じタイプの選手とは、ここ数年間でアーセナルが獲得した小回りの効くスマートな選手のことを指す。彼らは持ち味である技術とスピードで多彩な攻撃を演出してきたが、パワーのあるチームに対して苦戦することが多かった。それはチェルシーに苦戦してきたことからも分かる」

「しかし今は違う。中盤には昨季ブレイクしたコクランがいて、それはアーセナルの欠点を補うことになった。ただし、彼は攻撃で違いを作れない。2シーズン前はアルテタとラムジーを中盤の底に置いて、アルテタがパスを捌き、ラムジーがダイナミックな攻め上がりを担当していた。しかしコクランはそのどちらも出来ない」

「ヴェンゲルはパスワークとボランチの攻め上がりを重視するため、ボランチをコクランとカソルラに組ませた。その結果ラムジーが右サイドに押し出され、本来のパフォーマンスを発揮できなくなった。ラムジーをサイドに置くなら、ウォルコットの方がいいだろう」

「ボランチをアルテタとラムジーに戻すべきだ。そうすればジルーの後ろにエジル、サンチェス、ウォルコットorチェンバレンを起用できる。今のアーセナルはファイナルサードの崩しで苦労するという珍しい事態に陥っている。それを改善するにはラムジーの攻め上がりを最大限に活かすべきだろう」

コクランのブレイクによって中盤でボールを奪い取る機会が増えたが、その反面攻撃の質が低下した。しかしアルテタとラムジーではパワー型のチームに弱いという欠点が再び顔を覗かせる。

どちらを取るかは難しい判断だが、ヴェンゲルは開幕からの3試合をどう捉えただろうか。

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