レアル・マドリードMFハメス・ロドリゲスは、ベンチスタートが増えるかもしれない。
ラファエル・ベニテス監督はスポルティング・ヒホンとの開幕戦でアタッカーにイスコ、ベイル、クリスティアーノ・ロナウド、ヘセを起用した。ハメス・ロドリゲスは56分からの途中出場だった。『アス』はこの起用がプレシーズンのデータ通りだと伝えており、プレシーズンでの出場時間が色濃く反映されているという。
ハメスはコパ・アメリカの影響で合流が遅れたが、同紙はそれを差し引いても出場時間が短いと指摘。ベニテス体制で行ったプレシーズン8試合中、ハメスは2試合にしか先発出場していない。一方、ハメスのライバルと目されるイスコは5試合に先発。最前線で起用されたヘセも6試合で先発している。
当然出場時間にも差が出ており、ハメスはプレシーズン全体で191分、イスコは437分、ヘセは440分プレイしている。ハメスはインテル戦で美しい直接フリーキックを叩き込んで話題を提供したが、出場時間自体は短かった。
ベニテスはターンオーバー制を導入することも示唆しているため、全く出場機会が訪れないということはないだろう。しかし同紙はハメスがバックアッパーになる匂いがすると伝えており、昨夏ワールドカップ得点王の肩書を背負ってレアルへやってきた男にとって苦しいシーズンスタートとなるかもしれない。