スコアレスドローに終わったレアル・マドリードとスポルティング・ヒホンの一戦だが、もしかするとレアルが負けていたかもしれない。『ムンド・デポルティーボ』など複数のメディアがスポルティング・ヒホンMFトニー・サナブリアのヘディングシュートがゴールラインを割っていたのではないかと取り上げている。
問題となったのは前半35分のシーンで、サナブリアは右サイドからのクロスに飛び込んでヘディングシュート。ボールはクロスバーの下あたりに直撃し、ゴールラインを割ったかどうか実に際どいシーンを作り出した。結局ノーゴールの判定だったが、レアルとしては冷や汗をかいたことだろう。
レアルはベニテス政権下で無得点に終わる試合が目立ち、一部から早くも批判が噴出している。しかし、もしもヒホンに敗れていたら、生ぬるい批判だけでは済まなかっただろう。