これまで数々の記録を達成してきたレアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドだが、今季の9か月で達成が期待される9つの記録があるようだ。『マルカ』は9の挑戦と称し、今季のロナウドが達成可能なものを紹介している。
1.国内リーグでのレアル・マドリード史上最多得点記録
2.レアル・マドリード通算史上最多得点記録
3.リーガ史上2位の通算得点記録を持つテルモ・サラを超える
4.3年連続のリーガ得点王
5.ゴールデンブーツ賞
6.リーガでの4試合連続ハットトリック
7.メッシを超える チャンピオンズリーグでの最多得点記録
8.自身のシーズン61ゴールの記録更新
9.レアル・マドリードでオーバーヘッドを決める
1と2は何かトラブルでも起こらない限りは達成するだろう。今のところレアルのリーガ史上最多得点記録はラウールの228得点だが、これはあと3点で達成可能だ。2も、通算得点記録は1位がラウールの323得点で、ロナウドは314得点を挙げている。同紙はラウールが741試合で323ゴールを決めたのに対し、ロナウドは300試合で314ゴールを挙げたと紹介。この圧倒的な得点率があれば、ラウールの記録を超えることは容易だろう。
3も調子よくいけば可能だ。サラの251得点に対し、ロナウドは225得点だ。毎シーズンのようにリーグ戦で40ゴール近く稼ぐロナウドであれば、超えられる記録だろう。
4はメッシ次第となる。ここ2シーズンはメッシとの争いに勝って得点王となっているが、今季も熾烈な争いとなるだろう。
5も同じだ。しかしこの戦いは今季が終了しても勝負がついたわけではない。両者は奇跡的に77ゴールを記録しており、この勝負は後数年間続くだろう。もちろん、2人が通算得点記録1位なのは言うまでもない。
9については、娯楽的要素が強い。これだけのゴールを挙げながら、ロナウドは在籍した7年間でまだ1度もオーバーヘッドを決めていないようだ。確かに年齢を重ねるほど難しくなるプレイではあるだろうが、今季オーバーヘッドを決めて話題を提供する日はくるだろうか。