先日チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督から補強についての発言で批判を受けたユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、新たなシーズンのスタートにのみ集中していると語った。
アッレグリは今季のセリエAの展望を語り、5連覇を目指すにあたって必要なものを語っている。『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。
「シーズンが始まるんだ。今はモウリーニョよりもリーグ戦について話すべきだろう。リーグ戦、コッパ・イタリア、そしてチャンピオンズリーグのことをね」
「リーグ戦を制するには、得点数は75~80、失点は20~25に抑えないといけないね。ライバルは、ローマ、ミラン、インテルあたりになるだろう。彼らは素晴らしい補強をしたし、スクデットを獲得する野心を持っている。ナポリとフィオレンティーナもいるし、昨季よりも拮抗したリーグになるだろうね」
また同監督は、選手が大幅に入れ替わった今季は自身の考えをより前面に押し出して行くことを強調している。
「私たちはまだチームを作っている段階にあり、本当に大きく変わった。スクデット4連覇、チャンピオンズリーグ準優勝の主力が数名抜けたし、新しく入ったザザやディバラにチームのメカニズムを完璧に理解しろとは言えない。彼らには時間が必要なんだ」
「昨季のチームは前任のスタイルを踏襲したものだったが、今季は選手も入れ替わった。少し時間は必要になるが、彼らのベストな状態が引き出せるようにしなければならない。私たちは優勝できるだけの力を持っているからね」