ロケットスタートは切れなかった武藤。シュミット監督「特別な注目を浴びて悩んでいる」

日本人選手にかかる大きな期待

日本人選手にかかる大きな期待

マルティン・シュミット photo/Getty Images

チェルシーを蹴ってマインツへやってきた。そのイメージが武藤嘉紀の評価を過度に高めすぎているようにも感じられる。

マインツ期待の新戦力である日本代表FW武藤嘉紀は、マインツのサポーターや日本国民が想像していたようなロケットスタートは切れなかった。しかし、海外初挑戦の23歳にとっては普通のことだ。『キッカー』は武藤がプレッシャーを感じすぎており、まだ本来の力を発揮できていないと伝えている。今まで日本のFC東京でやってきた武藤には異なる文化に適応する時間が必要であり、サッカーのテンポ、タフな部分に慣れなければならない。そのことをマルティン・シュミット監督も理解している。

同紙は前任者の岡崎はドイツで数年プレイした後にマインツへやってきたと紹介し、武藤があらゆる面を含めてこれからの選手だと伝えている。シュミット監督は今の武藤を問題視しているわけではないようで、次のように述べている。

「特別な注目を浴びて、悩んでいることだろう。良い話題を日本に提供したいと考えているのかもしれない。しかし、それは日本でも同じようなことがあっただろう。彼は練習で良いプレイをしているし、得点も決めているからね」

しかし同監督は、メディアからの注目をある程度の部分でシャットアウトする必要があるとも語っている。

「毎日のように5件以上の取材を受けるのはやめさせている。私たちが問題だと感じた時には2週間程度取材を待ってもらうよう要求している。まだ彼は23歳だし、長期間プレイしていない場合は時間を与えてやらないといけない。それが今の彼にとって良いことになるだろう」

香川真司や内田篤人とブンデスリーガで活躍する日本人選手がいるからこそ、武藤には彼らをも上回るパフォーマンスを期待されるのかもしれない。香川は移籍初年度でドイツ中に衝撃を与え、内田はもう何年も右サイドバックのポジションを守っている。プロにはプレッシャーが付き物だが、武藤はプレッシャーを跳ね除けられるだろうか。

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