「彼にいったい何が?」独紙が新加入のドルトムントMFを特集

真価を発揮できていないカストロ

真価を発揮できていないカストロ

ゴンサロ・カストロ photo/Getty Images

ゴンサロ・カストロは今夏ドルトムントに加入した選手の中で最もネームバリューのある選手だった。レヴァークーゼンで過ごした昨シーズンはリーグのベストイレブンにも選ばれており、本職とするCMF以外にSBにも対応できるドイツ代表MFの加入はドルトムントの戦力を大幅に上げると予想された。
しかし、ここまでのカストロの結果は芳しいものではない。プレシーズンの練習試合で目立ったパフォーマンスを見せることが出来ず、15日のリーグ開幕節ボルシアMG戦では90分を通してベンチに座り続けた。20日に行われたヨーロッパリーグ・プレイオフでは負傷したルカシュ・ピシュチェクに代わって右サイドバックで先発したものの、不安定なプレイで失点に絡み、前半で交代させられるという屈辱を味わった。

そうした中で、独『ビルト』がレヴァークーゼン時代に見せていたパフォーマンスを発揮できていないカストロを特集し、「彼に何があった?」という見出しを付けて報じている。同紙はカストロが出場機会を減らす理由の1つにドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンの残留を挙げた。バルセロナへの移籍が近づいていたギュンドアンは退団が確実視されていたが、来年の欧州選手権への参加を考慮し、慣れ親しんだドルトムントで新シーズンを迎えることを決断。契約を延長している。ギュンドアン退団に備えて獲得したカストロにとっては予想外の事態だ。

加えて同紙は、今夏1860ミュンヘンから加入した19歳のユリアン・ヴァイグルが想定外の好パフォーマンスで指揮官の信頼を掴みとったことを理由に挙げた。U20ドイツ代表MFは、187cmの長身に加えて的確なポジショニングのセンス、そして冷静にボールを持って味方に繋ぐことが出来ることがトゥヘル監督に評価され、開幕戦で先発。見事なパフォーマンスで4-0の大勝に貢献した。プロキャリアをまだ1年7カ月しか持たないヴァイグルだが、そのポテンシャルは計り知れない。

ドルトムントの中盤にはその他、守備的MFのスヴェン・ベンダー、そして負傷離脱中の司令塔ヌリ・シャヒンが在籍しており、先発争いは熾烈を極める。カストロの先発定着への道は険しいものだが、11年間を過ごしたレヴァークーゼンを離れてでも新しいチャレンジを選択した選手であるだけに、このままでは終わらないはずだ。先発定着に向けた奮起に期待したい。

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