コンパニの相棒探しに費やした額は1億3500万ポンド! シティが獲得した8人のセンターバック

マンガラ、サビッチ、レスコットらはコンパニの相棒を務められず……

マンガラ、サビッチ、レスコットらはコンパニの相棒を務められず……

マンCキャプテンのヴァンサン・コンパニ photo/Getty Images

マンチェスター・シティは、20日にバレンシアからアルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディの獲得を発表した。マンCサポーターは彼の獲得を心の底から待ち望んでいたのではないだろうか。なぜなら、マンCは主将のヴァンサン・コンパニの相棒探しに苦労し続けていたからだ。

マンCは大型補強の成功でプレミアリーグのタイトルレースをリードする存在となったが、ワールドクラスのセンターバックがいないという欠点を抱えていた。『デイリー・メール』は、マンCがコンパニの相棒探しに費やした金額はオタメンディの3200万ポンドを入れて1億3500万ポンドにのぼると伝えており、これまで獲得してきた選手を紹介している。

コロ・トゥーレ:1600万ポンド(アーセナル→マンC)


プレミアリーグを制するという野望のため、プレミアでプレイ経験を持つ選手を中心に補強をしていたマンCはアーセナルから数名の選手を引き抜いた。コロ・トゥレもその1人だ。しかしディフェンスラインを安定させたとは言えず、彼の最も大きな仕事は弟のヤヤ・トゥーレをマンCに呼び込んだことだった。

ジョレオン・レスコット:2200万ポンド(エヴァートン→マンC)


獲得当初、果たしてレスコットは2200万ポンドに見合う選手なのかと疑問視する声もあった。パワーで相手を押し返すスタイルはまさにイングランド仕込みだったが、ワールドクラスのセンターバックかと問われると頷くのは難しい。コンパニの相棒として一定期間プレイしたが、ビッグクラブが満足するほどのクオリティではなかっただろう。

ジェローム・ボアテング:1050万ポンド(ハンブルガーSV→マンC)


現在バイエルンで最も信頼されているセンターバックであるボアテングだが、なぜマンCは使いこなせなかったのか。謎の1つである。1つは同選手がサイドバックで起用されることに不満を持っていたのと、マンチェスターでの生活が合わなかったことだろうか。それらの問題をクリアしていれば、これほどコンパニの相棒探しに苦労することはなかっただろう。

ステファン・サビッチ:600万ポンド(パルチザン→マンC)


20歳の若さでマンCへやってきたサビッチは、将来への投資だった。しかし悪夢のようなミスが続き、わずか1シーズンでクラブを去っている。主にコロ・トゥーレの代替として出場することが多かったが、20歳の青年にビッグクラブへの成長を目指すチームのセンターバックは荷が重かったか。

マティヤ・ナスタシッチ:1300万ポンド(フィオレンティーナ→マンC)


サビッチとのトレードでやってきたナスタシッチも投資の1つといえるが、若手のサビッチにセンターバックを任せた過ちを全く活かせなかった。ナスタシッチがマンCに来た時は19歳であり、サビッチと同じく過度な期待を浴びせすぎた。その後シャルケへ移籍したが、同メディアはボアテングの時のように放出を後悔する日は来ないだろうと伝えている。

マルティン・デミチェリス:350万ポンド(アトレティコ・マドリード→マンC)


マラガでデミチェリスを指導していたマヌエル・ペジェグリーニ現監督が獲得を望んだが、イングランドのサッカーに適応するのに時間をかけてしまった。ただし、コンパニの相棒としては最も適応した人物といえるのではないだろうか。しかしナスタシッチやサビッチとは違い、少々年齢を重ねすぎている。

エリアキム・マンガラ:3200万ポンド(ポルト→マンC)


マンCに新たな時代がきた。そう思わせたのがマンガラの獲得だった。これまで獲得したセンターバックとしては最も高額で、年齢も23歳と若すぎず、何よりポルトで充分な経験を積んでいた。フランス代表としてもデビューしており、ようやくコンパニと肩を並べる選手が出てきたと思われていた。しかし今では同選手に満足しているサポーターは少なく、オタメンディの登場で今季もバックアッパーが濃厚だ。

ニコラス・オタメンディ:3200万ポンド(バレンシア→マンC)


昨季リーガ最高のDFだったとペジェグリーニ監督が評価するほど、彼は期待されている。レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドも獲得を狙っていた逸材であり、マンCとしては同選手にコンパニの相棒として落ち着いてもらいたいところだろう。マンガラ以上に経験豊富であり、前評判通りの活躍を見せられるか。

マンCは毎年のようにセンターバックを獲得してきたが、これまでコンパニと屈強なコンビを築いた選手は1人もいない。せいぜい無難にこなしたという程度だろう。しかしチャンピオンズリーグで上を目指すには、やはりワールドクラスのセンターバックが必要だ。この補強を機に真のビッグクラブとしての足場を固めることができるのか。今季はスターリングが加入した攻撃陣以上にディフェンスラインが注目される。

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