バロテッリだけじゃない! ロジャースが使いこなせなかった選手8名

無駄な補強も多々あるロジャース

無駄な補強も多々あるロジャース

2012年からリヴァプールを率いるブレンダン・ロジャース監督 photo/Getty Images

リヴァプールからの退団が噂されるFWマリオ・バロテッリだが、実力を発揮できずにロジャースの信頼を失った選手は彼だけではない。ブレンダン・ロジャース監督はバロテッリをプレシーズンツアーにも帯同させないといった強硬な姿勢を取ったが、これもロジャースにとって特別なことではない。同監督はこれまでに幾人もの選手を獲得しては放出している。『Squwaka.com』は、ロジャースがリヴァプール在任中に使いこなせなかった選手を紹介している。

1.ヌリ・シャヒン(ドルトムント/MF/トルコ)


2011年にドルトムントからレアル・マドリードへ移籍したシャヒンは、そこで出場機会を獲得できず、翌年にリヴァプールへ加入。リヴァプールにとっては貴重なプレイメイカーだったが、ロジャースはシャヒンと起用法を巡って衝突。結局シャヒンを活かすことができず、2013年1月にドルトムントへ復帰した。シャヒンは退団する際に「ロジャースの下から離れられることを神に感謝する」という言葉まで口にしている。

2.ジョー・アレン(リヴァプール/MF/ウェールズ)


アレンはスウォンジーに所属していた頃よりロジャースの指導を受けており、そこで驚異的なパス成功率を記録したことから、ウェールズのシャビ・エルナンデスとまで呼ばれていた。ロジャースも同選手のことを高く評価しており、リヴァプールの監督就任が決まった2か月後に獲得している。しかしアレンはリヴァプールでは輝きを放つことができず、今もポジションを確保できていない。ロジャースは自身のサッカーを体現する選手としてアレンを呼んだはずだが、それは間違いだったのか。

3.ビクター・モーゼス(チェルシー/MF/ナイジェリア)


モーゼスは20 13-14シーズンにチェルシーからレンタルでリヴァプールへ加入。ウィガンなどで活躍したウインガーはロジャースが獲得を望んだが、加入してもほとんど出場機会は無かった。その後ストーク・シティにレンタル移籍したことで忘れがちになっているが、モーゼスは今夏のプレシーズンにチェルシーの一員として印象的なパフォーマンスを見せている。リヴァプールでも使い道はもう少しあったのではないだろうか。

4.イアゴ・アスパス(セルタ/FW/スペイン)


ロジャースがスペイン風のパスサッカーを好んでいたこともあり、セルタで活躍していたアスパスを獲得。背番号も期待を込めて9を用意したが、まったく結果を残すことができなかった。FWにダニエル・スタリッジとスイス・スアレスがいたので仕方がない部分もあるが、この獲得劇は全くの無駄になってしまった。

5.ルイス・アルベルト(リヴァプール/FW/スペイン)


アスパスと全く同時期に加入したアルベルトも、ロジャースが求めたスペイン化の1人だった。しかし天才といわれたアルベルトは9試合しか出場機会が与えられず、翌年にマラガへレンタル移籍。今でも所属はリヴァプールのままだが、果たしてロジャースは彼を覚えているだろうか。

6.セバスティアン・コアテス(サンダーランド/DF/ウルグアイ)


ディエゴ・ゴディン、ホセ・ヒメネス、マルティン・カセレスらと共にウルグアイが誇る優秀なDFの1人といわれたコアテスも、リヴァプールで評価を落とした選手だ。しかし同選手の獲得についてロジャースを責めることは出来ない。彼は前任のケニー・ダルグリッシュが連れてきた人材だからだ。しかしロジャースは同選手を一流のセンターバックに育て上げることはできず、現在はサンダーランドでプレイしている。

7.ジョンジョ・シェルビー(スウォンジー/MF/イングランド)


スウォンジーでゲームメイカーとして活躍するシェルビーは、ロジャースが放出して1番後悔している選手かもしれない。ロジャースは若手のホープといわれた同選手を1シーズンしかチームに置かず、スウォンジーへ放出。確かにリヴァプール時代はミスも多かったが、現在スウォンジーでコンスタントに活躍しているのを見ると、答えを出すのが早かったかもしれない。

8.マリオ・バロテッリ(リヴァプール/FW/イタリア)


今回の主役であるバロテッリは、リヴァプールでわずかに1ゴールしか挙げられなかった。しかし、何が悪いか完璧に理解している人はそれほど多くはないはずだ。同選手は結果を残せなかったが、これまでインテルやマンチェスター・シティで活躍している前例もある。リヴァプールでの成績と比較しても、あまりに振れ幅が大きい。ロジャースはバロテッリを完全に見放しており、リヴァプール残留の場合はユースチームでプレイさせると語っている。ロジャースが使いこなせなかったのか、それとも昨季の姿がバロテッリの本来の姿なのか。どちらか完璧に分かっている人はいないはずだ。

ロジャースは今夏もクリスティアン・ベンテケやロベルト・フィルミーノ、ダニー・イングスといった選手を獲得した。しかし次は誰が上記の8選手と同じ目に遭うかは分からない。コパ・アメリカの影響で合流が遅れたフィルミーノか、アタッカーのバックアッパーとなっているイングスか。これまでの傾向を見ても、今夏の補強がすべて成功に終わるとは考えにくい。何人かはまったくチャンスも与えてもらえずにクラブを去ることになるだろう。バロテッリが特例なのではなく、ロジャースとはそういう監督なのかもしれない。

記事一覧(新着順)

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

最新号を無料配信中!
電子マガジン「ザ・ワールド」
No.236 次世代を担え! 超注目ヤングスター29人
theWORLD(ザ・ワールド)は世界中のサッカーを網羅する、日本初のスマートデバイス対応フリーミアム 電子マガジン!

雑誌の詳細を見る

人気記事ランキング

INFORMATION

記事アーカイブ