リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリードは19日、クロアチア代表MFマテオ・コバチッチ(21)をインテルから獲得したことを発表した。契約は2021年までの6年契約となる。
インテルからまたも有望な若手が流出することになった。UEFA(欧州サッカー連盟)が規定するファイナンシャル・フェアプレイに違反したインテルは2000万ユーロの罰金が科されることが今年5月に決定され、所属選手の売却を迫られていた。放出対象となる選手は必然的に市場価値の高い若手選手となり、既にスイス代表FWジェルダン・シャキリが1600万ユーロでストーク・シティに移籍。コバチッチの移籍金は3500万ユーロと見られている。
コバチッチは19日にレアルの選手として初となる公式会見に臨み、正式に加入を発表される。会見後にはユニフォームを着て本拠地サンチャゴ・ベルナベウのピッチに降り立つことが予定されている。