今夏マインツへ移籍した日本代表FW武藤嘉紀は失格の烙印を押されたのだろうか。
武藤は15日のインゴルシュタットとの開幕戦に後半33分から途中出場。左サイドをドリブルで突破する見せ場も作ったが、それ以上のインパクトを残すことは出来なかった。チームも0-1で敗れ、『ビルト』はマインツがまだ岡崎の代役を見つけることが出来ていないと指摘した。
同紙はこの日先発出場したFWフロリアン・ニーダーレヒナーが、まだブンデスリーガに慣れておらず、武藤はサイドを主戦場とする選手と伝えており、岡崎に代わる新しいストライカーが必要との考えを示した。
このことを監督のマルティン・シュミットも認めており、市場が閉まるまでにFW獲得に動く考えがあると語っている。
「我々はまだストライカーを探しており、この試合を機に動きを加速させるかもしれない。しかし残された時間は少ない。何か動きを見せるには2週間しかない」
FWでの起用もあるといわれた武藤だが、どうやら岡崎の代替としては不十分だったようだ。開幕戦のわずか10分足らずの出場で判断されるのは厳しすぎる気もするが、それが世界レベルというものなのかもしれない。