スマホを見ていてゴールの瞬間を見逃したという人はどれくらいいるのだろう。
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、スタジアムでのインターネット速度を制限することを決定した。近年はTwitterやFacebookといったSNSが広まり、試合中でも友人と写真撮影をしたり、選手の写真を撮ったりと、手もとを見ている人が増えている。
『メトロ』や複数メディアは、ドルトムントが試合に集中してもらうためにネット速度を制限すると伝えており、今後世界中のスタジアムで同様の措置が取られることに期待しているようだ。同紙は試合中に自分の応援するチームをサポートするのではなく、完璧なセルフィを完成させることに集中しすぎていると伝えており、もう1度試合に集中させたい考えだ。
ドルトムントは世界トップクラスの観客動員数を誇り、毎試合のように怒号に近い声援が選手をサポートしている。そんなドルトムントが今回のような措置を取るということは、かなり目に付くということなのだろう。日本サッカー界を含め、この措置は浸透するだろうか。