プレミアリーグのチェルシーは、ブンデスリーガのアウグスブルクからガーナ代表DFアブドゥル・ラーマン・ババを獲得したと、クラブの公式サイトが伝えている。
移籍金額は明らかにされていないが、英紙『エクスプレス』は2170万ポンド程度になるという。チェルシーは放出したFWディディエ・ドログバと、GKペトル・チェフの穴を、FWラダメル・ファルカオ、GKアスミール・ベコビッチ獲得で補填。売却したフィリペ・ルイスの抜けた左サイドバックだけが最後の補強ポイントだったが、DFアブドゥル・ラーマン・ババの加入で駒が揃った。
ババは1994年生まれの21歳。昨年の夏にグロイターフュルト(ドイツ2部)からアウグスブルクに移籍すると、左サイドバックのレギュラーに定着し、2014-15シーズンは31試合に出場して4アシストを記録。クラブ史上最高位の5位に躍進するチームに貢献した。2014年9月にガーナ代表としてデビューを果たし、今年のアフリカネーションズカップでもレギュラーとして起用された。精度の高いクロスと、攻撃参加が持ち味だ。
ババ自身は「チェルシーのようなビッグクラブと契約できて嬉しい。新しいチームメイト、そしてモウリーニョ監督と一緒に練習をするのが待ち遠しいよ」とコメントを寄せている。