14日、MFアンドレア・ピルロ、MFフランク・ランパード、FWダビド・ビジャが所属するニューヨーク・シティFCは、DCユナイテッドと対戦し、ピルロがビジャのゴールをアシストした。
先発出場したピルロは80分、相手のパスをカットすると、少し溜めてDFラインの裏へフワリと優しいパス。それに反応したビジャがDFとの競り合いを制してゴールを決めた。ピルロらしい柔らかいパスで、ビジャの抜け出しも全盛期を思わせるものだった。ビジャはこれで21試合出場14ゴールと好調を維持している。
しかし、この試合の見せ場はそこだけではない。チームは3-1で勝利したものの、ピルロは36分に相手ゴールもアシストしてしまっている。
ピルロは相手選手のクリアボールを拾うと、それを左足で自陣へバックパス。このパスもフワリと優しいボールだったが、それが相手FWクリス・ロルフの足元に渡り、ロルフのパスからアルバロ・サボリオのゴールが生まれてしまった。
これについてピルロは試合後のインタビューで、次のように述べている。
「相手のゴールに繋がるパスを出してしまったけど、ビジャが決めてくれて本当によかった。僕たちはハードにプレイしたし、チームの士気を確認することもできた。今日の勝利を神に感謝するよ」
なお、ピルロの所属するニューヨーク・シティFCは勝ち点27の8位となっている。
[スコア]
ニューヨーク・シティFC 3-1 DCユナイテッド
[得点者]
ニューヨーク・シティFC:トミー・マクナマラ(51)、ダビド・ビジャ(80)、クワドゥオ・ポク(88)