イタリア・セリエAのASローマは12日、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコをマンチェスター・シティから獲得したことを発表した。
待望のワールドクラスがとうとうローマに加入した。ジェコとローマはシーズンローン契約を結び、英『BBC』によれば、手付金として290万ポンドがマンチェスター・シティに支払われ、追加で790万ポンドを支払うことによって完全移籍となる。
ジェコは190cmの長身を誇る大型ストライカーで、ゴール前での圧倒的な強さを誇る。2011年の1月にドイツのヴォルフスブルクからマンチェスター・シティに移籍し、130試合に出場して50ゴールを挙げる活躍を見せた。マンCの優勝がかかった11/12シーズンの最終節QPR戦ではアディショナルタイムに劇的な同点ゴールを決め、アグエロの逆転ゴールにつなげるなど、同クラブの近年の躍進の貢献した選手だ。
ローマにはナショナルチームでともにプレイするMFミラレム・ピヤニッチも在籍しており、ホットラインの誕生にも期待が集まる。