日本代表MF本田圭佑が所属するセリエAのACミランは11日、U21イタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリをローマから獲得したことを発表した。契約は2020年までとなる。
現在U21イタリア代表に帯同していたロマニョーリはナショナルチームの許可を得てミランのクラブハウスを訪れ、メディカルチェックを受けていた。手続きを経て、晴れてミランの一員となった形だ。
ローマの下部組織出身のロマニョーリは14/15シーズンにシニシャ・ミハイロビッチ監督のサンプドリアでプレイしたため、指揮官のサッカーを知る「秘蔵っ子」であるとともに師弟関係にある。アディル・ラミが退団したことなどからCBの補強が急務であり、シーズン前に急ぎで手続きを済ませる必要があった。
同日発表された背番号ではロマニョーリには「13」が与えられている。これはかつてミランの2000年代を支えたレジェンド、元イタリア代表DFアレッサンドロ・ネスタが着けていた番号であり、その期待の高さを窺うことが出来る。