現地時間9日、MLS(メジャー・リーグ・サッカー)が行われ、イタリア代表MFアンドレア・ピルロと元イングランド代表フランク・ランパードが所属するニューヨーク・シティが、同じくニューヨークに拠点を構えるニューヨーク・レッドブルズと対戦した。
ニューヨーク・シティは今シーズンからMLSに参入。ダービーとしての歴史は浅く、今回が3度目の対戦となったが、サポーター同士がトラブルを起こす事態になった。キックオフ前のスタジアム周辺で、ニューヨーク・レッドブルズとニューヨーク・シティのサポーターが衝突し、ガラス瓶やゴミを投げつけるなど行為に及び、警察も出動するほどの騒ぎとなったと、英紙『ガーディアン』が伝えている。
また、レッドブルズのサポーターは試合中に「シティは老人ホーム」と、シティを侮辱する横断幕を掲げる場面も見られ、これまでの静かなダービーとはガラリと変わった様相を見せた。
試合は古参のレッドブルズがFWブラッドリー・ライト・フィリップスとMFフェリぺ・マルチンスがゴールを奪取し、2-0でニューヨーク・シティに勝利を収めている。