[なでしこ]横山&杉田ゴールで、中国戦を勝利で飾る

精力的なプレイで勝ち切る

精力的なプレイで勝ち切る

先制点を挙げた横山久美 photo/Getty Images

8日、中国・武漢で行われている東アジアカップで、なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)は女子中国代表と対戦した。

先発出場したのは、山下杏也加、京川舞、村松智子、田中明日菜、高良亮子、中島依美、川村優理、杉田亜未、有町紗央里、田中美南、高瀬愛実。出場が期待されていた高瀬が2トップの一角に入った。

キックオフからしばらくは主導権の奪い合いになった。日本はディフェンスラインからボールをつなぎ、中国は日本代表、右サイドバックの裏のスペースを狙ってロングボールを入れてリズムを引き寄せようとする。

粘り強い守備で中国に決定機を作らせない日本代表だが、ボールを奪った後にパスがつながらずなかなか攻め込むことができない。24分、次第に主導権を握り始めた日本が決定機を迎える。ペナルティエリア付近ゴール正面、格好の位置でFKを獲得する。キッカーの杉田亜未がゴール右隅を狙ったシュートを放つも、GKワン・フェイが弾き出す。中国のGKワン・フェイがビッグセーブを見せた。

ホームで声援を受ける中国が攻め込む。37分、日本代表GKのクリアミスをついてワン・シャンシャンがペナルティエリア内でボールを奪う。すると、走りこんできたワン・シュアがシュートを放とうとするも、日本代表DFが体を張ってシュートを打たせない。中国に押し込まれるも、なんとかピンチを凌ぐ。

相手に冷や汗をかかせる惜しいシュートを放つ場面もあったが得点を奪えず、0-0で前半を終了した。

佐々木則夫監督は後半の立ち上がりから、FW高瀬愛実に代えてFW菅澤優衣香をピッチに送り出し、前半は右サイドでプレイした中島依美をセンターハーフの位置に変更して試合の主導権を握ろうとする。日本はボールを保持する時間が長いものの、中国の守備を崩しきるに至らない。

すると63分、縦パスを受けた田中美南が落として、攻め上がってきた京川舞が狙いすましたシュートを放つもGKワン・フェイが弾き出す。このプレイで獲得したコーナキックの流れから、右サイドから有町紗央里がクロスを送る。ファーサイドから走りこんできた川村優理がヘディングシュートを放つもゴール左ポストを叩いた。

日本はセンターハーフから効果的な縦パスが少なく、攻め込んだ状況でもゴール前で崩しきるアイデアが不足し、単調なシュートが続いて中国ゴールを割ることができない。

日本は83分にFW田中美南に代えてFW横山久美を投入し、勝負に出る。すると、攻め上がった京川舞がドリブルで中央へ切れ込んでラストパス。途中出場した横山久美が裏へ抜けだしてスルーパスを受けると右足でシュートを放つ。このシュートはGKGKワン・フェイに弾かれ、こぼれたボールを菅澤優衣香が詰めたが、中国DFに阻まれる。

試合の均衡を破るゴールが生まれたのは88分。なでしこジャパン中島依美のスルーパスに反応した横山久美が右足を振りぬいてゴールを奪う。さらに、アディショナルタイムに中央でドリブルを仕掛けた菅澤優衣香が走りこんできた杉田亜未にパスを送る。ペナルティーエリア手前からシュートを放ち、ゴール右隅に流し込んで追加点を重ねた。

その結果、試合終了間際に得点を重ねた日本が2-0で中国に勝利を収めた。今大会は2連敗を喫したが、意地を見せて最終戦を勝利で飾った。

[スコア]
女子日本代表 2-0 女子中国代表

[得点者]
女子日本代表:横山(83)、杉田(90+)

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