バイエルン・ミュンヘンMFマリオ・ゲッツェがアウディカップでのプレイをユヴェントスはどういう思いで見ていたのだろうか。
出場機会の減少が理由で今夏での退団も噂されていたゲッツェは、ユヴェントスのターゲットとなっていた。実際に同選手はヴォルフスブルクとのドイツ・スーパーカップでも出場はわずか6分にとどまり、今季も満足な出場機会が得られないことが予想された。しかし、同選手は4日のミラン戦で先発出場すると、1ゴールを決める好パフォーマンスを見せた。
『ガゼッタ・ デロ・スポルト』は、この日のパフォーマンスがユヴェントスのジュゼッペ・マロッタGMへのメッセージになったと伝えており、今後もバイエルンにとって必要な選手になると予想している。
ただし、ゲッツェ本人はこの日のパフォーマンスに満足しているとしながらも、クラブに残るかは分からないとコメントしている。
「この2年間は簡単ではなかった。ただ、今日のパフォーマンスは良かったね。これから何が起きるかもう少し待ってみよう。僕は全てを受け止める覚悟だし、もう少しすれば全てが分かるんじゃないかな」
前線で躍動感あるプレイを見せたゲッツェだが、指揮官の目にはどう映ったのだろうか。