劣勢が続いた日本、なんとか追いつくも韓国と引き分ける

山口の見事なミドルシュートで追いつく

山口の見事なミドルシュートで追いつく

見事なミドルを決め、槙野に祝福を受ける山口(右)。photo/Getty Images

5日、中国・武漢で開催されている東アジア杯で日本代表と韓国代表が対戦した。

北朝鮮に敗れた日本と、中国に勝利した韓国との一戦となった。

日本は4-2-3-1の布陣。ゴールを守るのは北朝鮮戦と同じくGK西川周作。4枚のデイフェンスは中央にDF槙野智章とDF森重真人、サイドバックはDF遠藤航とDF太田宏介が務める。中盤は代表初先発となるMF藤田直之とMF山口蛍がコンビを組み、2列目は右にFW永井謙佑、中央にMF柴崎岳、左にFW倉田秋が並んだ。ワントップにはFW興梠慎三が入った。キャプテンは引き続き、DF森重が務める。

韓国代表はJリーグで活躍するチョン・ウヨン(ヴィッセル神戸)、キム・ミヌ(サガン鳥栖)、イ・ヨンジェ(V・ファーレン長崎)らが先発。ワントップには196cmの長身FWキム・シヌクが入った。

前半序盤からプレスでハメに行く日本だが、韓国にポゼッションされる時間が続く。次第に、前線から無理にチェイスするのではなく、ブロックを敷いて対応するようになる。しかしボールを奪っても攻撃にスイッチを入れる縦パスがつながらず、14分には日本陣内で奪われたボールからキム・ミヌにミドルを打たれてしまう。

なおも韓国ペースで試合が続く。ボランチとサイドバックが上手く攻撃に絡み、長短のパスを使い分け、日本を押し込んでいく。19分にはキム・シヌクが長身を活かしたポストプレーからチョン・ウヨンにシュートを打たれる。25分には、クロスに競りに行った森重がボールを手にあててしまい、日本はPKを与えてしまう。これをチャン・ヒョンスが落ち着いて沈め、韓国が先制に成功する。

30分を過ぎても日本は流れを掴むことができない。自陣でのパスミスで韓国に立て続けにシュートチャンスを与えてしまう。失点後も攻め込まれる時間が続いていた日本だったが、ワンチャンスをものにして同点に追いつく。39分、柴崎があげたFKのこぼれ球を倉田が山口へと横パス、エリア外中央で待っていた山口はこのボールに対しダイレクトで右足を振り抜くと、鋭いシュートがゴール左すみに決まった。

その後日本がショートカウンターからチャンスを演出する場面も見られたが、前半は1-1で終了。なんとか追いついて後半を迎える。

後半序盤は前線から連動したプレスを仕掛ける日本。高い位置で人数を掛けた守備からボールを奪うとそのままカウンターに移行。後半9分には柴崎からのFKのこぼれ球に再び山口がミドルを打つが、これは枠を捉えられなかった。

後半19分に韓国が選手を2枚入れ変えると、その後は徐々にオープンな展開に。韓国はロングボールをサイドに集め、日本は手数をかけずにカウンターを仕掛ける。後半22分には韓国にFKのチャンス。ファーサイドのキム・ギフイが頭で中に折り返すと、イ・ジェソンがフリーでヘディングシュート。しかしこれはバーを直撃、失点は免れた。日本は25分に永井に変えて浅野を投入し、再びリズムを引き寄せにかかる。

日本は後半34分、興梠に変えて宇佐美を投入。後半37分には最終ラインの槙野からのクリアボールを浅野が収め、良い形を迎えるがシュートを打てずに相手ボールへ。後半42分には、倉田に変えて川又を送り込んだ。3枚のカードすべてを前線に使い、決勝点を奪いにいく。

しかし、川又をめがけてロングボールを入れるが収まらず、ゴールが遠かった。試合はアディショナルタイム3分を経て、終了の笛。1-1の引き分けに終わった。

[スコア]
日本 1-1 韓国

[得点者]
日本:山口蛍(39)
韓国:チャン・ヒョンス(27)

記事一覧(新着順)

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

最新号を無料配信中!
電子マガジン「ザ・ワールド」
No.236 次世代を担え! 超注目ヤングスター29人
theWORLD(ザ・ワールド)は世界中のサッカーを網羅する、日本初のスマートデバイス対応フリーミアム 電子マガジン!

雑誌の詳細を見る

人気記事ランキング

INFORMATION

記事アーカイブ