ラファエル・ベニテス政権として新たなシーズンに臨むレアル・マドリードだが、徐々に攻撃陣のポジションがはっきりしてきたようだ。
『マルカ』はプレシーズンの戦いから前線の顔ぶれを予想しており、今のところハメス・ロドリゲスとイスコがポジションを争うことになりそうだ。
同紙は前線にBBCの3人が入るのは当確としているが、昨季のように3トップになる可能性は低いとしている。プレシーズン通りにいけばシステムは4-4-2となり、BBCは2トップと左サイドハーフを担当することになるだろう。そしてボランチをルカ・モドリッチとトニ・クロースが務めることが予想されるため、残るポジションは右サイドハーフとなる。
同紙はこのポジションをイスコとハメスが争うことになると予想している。昨季はハメスが負傷していることもあったが、イスコは53試合に出場し、合計3755分間ピッチに立っている。一方のハメスは46試合に出場し、3507分間プレイしている。
同紙はレアル・マドリードのようなビッグクラブにはこうした争いが必要不可欠と伝えており、ゴンサロ・イグアインとカリム・ベンゼマ、ファビオ・コエントランとマルセロを直近の例として挙げている。
また、同紙はベニテス監督がターンオーバーを導入する可能性が高いとみており、イスコとハメスには均等に出場機会が与えられると考えているようだ。ここでのアピールが重要な試合で先発出場できるかの分かれ目となりそうだ。