岡崎も選ばれた! プレミア中堅クラブに加入した10名の優良株

プレミアを熱くする実力派の面々

プレミアを熱くする実力派の面々

テストマッチのバーミンガム戦で決勝点を挙げた岡崎 photo/Getty Images

現在も続くディ・マリアのPSG移籍騒動、デ・ヘアのレアル・マドリード移籍話、スターリングのマンC移籍と、ビッグディールばかりに目が行きがちだが、8日のプレミアリーグ開幕戦を前に優良な移籍を見逃しがちではないだろうか。

『デイリー・メール』はプレミアリーグにおいて、移籍金は控えめだが効果的な補強となった選手10名を紹介している。チェルシーやマンUといったビッグクラブ同士の潰し合いも魅力だが、着々と戦力を整える下位〜中堅組もジャイアントキリングを狙っている。どこがトップ4の足元をすくうのか、そこに注目するのも面白い。

1.イドリッサ・グエイ(リール→アストン・ヴィラ 900万ポンド セネガル代表MF)



クリスティアン・ベンテケとファビアン・デルフの売却に注目が集まったアストン・ヴィラだが、ティム・シャーウッド監督はきっちりと補強も行っている。今夏はグエイも含めて4選手を補強しており、DFジョルダン・アマヴィ、FWジョルダン・アイェウ、DFアンヘル・クレスポ、そしてMFイドリッサ・グエイの4名を2500万ポンドで獲得した。グイエはリーグ1でも最高のMFの1人とされており、デルフの後釜として最適な選手とみられている。

2.タイロン・ミングス(イプスウィッチ・タウン→ボーンマス 800万ポンド イングランド DF)



2部で魅力的なポゼッションサッカーを展開したエディ・ハウ監督は、現実的にDFの補強を行った。1部昇格最初のシーズンということもあり、守備が残留へのカギを握ると考えているようだ。ミングスはアーセナルからも注目された左サイドバックで、チャンピオンシップでも優れた選手の1人だった。190cmと大柄ながら、サイドバックと センターバックの両方をこなす器用さも持ち合わせたレフティーだ。

3.岡崎慎司(マインツ→レスター・シティ 700万ポンド 日本代表 FW)



我らが日本代表FW岡崎慎司も優良な移籍リストに入った。昨季奇跡的な残留を果たしたレスターは、岡崎を貴重な攻撃のオプションとして獲得。マインツで70試合29得点、日本代表でも93試合43ゴールと、多くの得点を奪っていると紹介された。また同紙は、彼の加入でレスターに対する日本の皆さんの視線が変わるだろうとも伝えている。

4.シャセル・エンベンバ(アンデルレヒト→ニューカッスル 840万ポンド コンゴ代表 DF)



スティーブ・マクラーレン監督が就任したニューカッスルは、オランダ代表M Fのジョルジニオ・ワイナルダムとローマやベンフィカといった世界のビッグクラブが目を付けていたセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチを獲得。さらに、ミトロビッチと同じアンデルレヒトでプレイしていたエンベンバを獲得した。同選手は21歳ながらチャンピオンズリーグの出場経験もあり、マンCのコンパニ2世といわれる逸材でもある。

5.ヨルディ・クラシー(フェイエノールト→サウサンプトン 1050万ポンド オランダ代表 MF)



マンUへ移籍したモルガン・シュナイデルランの後釜として獲得されたクラシーはロナルド・クーマン監督の教え子であり、監督の戦い方を理解している選手だ。オランダのシャビとも呼ばれる逸材で、同紙は1050万ポンドの移籍金はかな りお得と伝えている。

6.グレン・ジョンソン(リバプール→ストーク・シティ フリー イングランド代表 DF 30歳)



リバプールで長くプレミアリーグを経験してきたジョンソンは、フリーで獲得したGKシェイ・ギブンと同じく即戦力として計算できる。同選手には国外からもオファーがあったようだが、慣れ親しんだプレミアリーグを選択したようだ。

7.イェレマイン・レンス(ディナモ・キエフ→サンダーランド 800万ポンド オランダ代表 FW 27歳)



サンダーランドは中堅クラブとしては豪華なタレントを有していたが、昨季は降格争いに巻き込まれた。今季はさらに上を目指すため、ディック・アドフォカート監督の教え子であるレンスを獲得。オランダ代表でも29試合に出場している同選手は、プレミアの環境に慣れれば充分な戦力となるはずだ。

8.エデル(ブラガ→スウォンジー 500万ポンド ポルトガル代表 FW 27歳)



昨季途中にボニーを失ったスウォンジーは失速し、明らかに得点力が落ちた。ゴミスも重要なゴールを挙げているものの、ボニーほどの活躍は見せられていない。そこで今夏は、ポルトガル代表のエデルを獲得。スウォンジーにとって今夏の目玉選手であり、ボニーに代わる点取り屋として活躍することを期待されている。

9.ホセ・マヌエル・フラド(スパルタク・モスクワ→ワトフォード 600万ポンド スペイン MF 29歳)



プレミアに昇格したワトフォードは今夏に2000万ポンドを補強に使い、フラドはFWマチェイ・ヴィドラと並んで目玉選手と考えられている。フラドはレアル・マドリードのユース出身であり、その後もアトレティコ、シャルケ、スパルタク・モスクワと各国のトップクラブでプレイしている。ワトフォードのキケ・フローレス監督はアトレティコ時代に共に仕事をした経験があり、2010年にヨーロッパリーグ制覇も経験している。



イタリアの次代を担うDFと期待されながら、ユヴェントスで出場機会を得ることが出来なかったオグボンナは、今夏にイタリアを離れることを決意。同選手の獲得にはエバートン、サウサンプトン、ナポリが動いていたが、最後はウェストハム移籍が決まった。彼の加入は新監督のスラベン・ビリッチにとって幸先良いものとなるだろう。吉田としてはサウサンプトンに来なくてラッキーだったか……。

いかがだろう。中堅クラブも最小限のお金で優良な選手を確実に揃えている。この10名の中で最も高額な移籍金となったのは、クラシーの1050万ポンドだ。

また、フィジカルの強いプレミアリーグらしく、岡崎を含め体を張れる選手が多いことも特徴の1つだろう。強豪に対抗する術として技術で競うのではなく、体で勝負する。彼らのハードな戦いは時にビッグクラブをも呑み込むことがある。ビッグクラブとの対戦をテレビで観戦する場合は、ぜひ新加入の彼らにも注目してほしい。

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