トッテナムは代役確保後にロリスのマンU移籍を認める考え
移籍が取りざたされるシリグ photo/Getty Images
やはりイケル・カシージャスがポルトへ移籍したのは、GKの玉突き移籍の発端だったのかもしれない。
マンUはダビド・デ・ヘアがレアル・マドリードへ移籍した時のために後釜を探しており、英各メディアが伝えるところでは、今夏の初めにも噂になったトッテナムGKウーゴ・ロリスを狙っているようだ。トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督もデ・ヘアの移籍がロリスの移籍にも影響を及ぼすと考えているようで、トッテナムもPSGからの退団が噂されるサルバトーレ・シリグを狙うようだ。
同紙は、ロリスがマンUへ移籍するためにはシリグの確保が不可欠と伝えており 、トッテナムはシリグの確保が決まり次第ロリスのマンU移籍にGOサインを出す考えのようだ。
これが実現すれば、シリグ(PSG→トッテナム)、ロリス(トッテナム→マンU)、デ・ヘア(マンU→レアル)、カシージャス(レアル→ポルト)という大物GKの一大玉突き移籍が現実味を帯びてくる。
シリグは今夏にフランクフルトから加入したケビン・トラップのバックアッパーになる可能性が高く、退団が噂されていた。同選手についてPSGのローラン・ブラン監督は、まだ何が起こるか分からないと述べている。
「サルヴァトーレは我々と契約があるが、そう単純な話ではない。我々は3人のGKを保有しており、彼はその1人だ。状況は変化するかもしれないし、残留するかもしれない」