現地時間30日に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップでACミランにPK戦で勝利したレアル・マドリード。その結果、レアルはオーストラリア・ラウンドに続き、中国ラウンドでのチャンピオンに輝いた。指揮官のラファエル・ベニテス監督がプレシーズンのツアーを振り返った。
「チームの選手たちは何をすべきか理解していた。彼らは今回のツアーで高いクオリティと優れた攻撃力を披露し、試合では守備を重点を置くことも忘れなかった。まだやるべきことはたくさんある。たくさんの失点を許しても、得点を奪えばいいというサッカーを肯定しない」
インターナショナル・チャンピオンズカップでは4試合を戦い、1失点と守備を評価。チームの出来に手応えを感じているようだ。また、全体でチームがレベルアップする必要があるとスペイン紙『マルカ』などに語っている。
「誰もが取り残されないようにメンバー全員と協力して仕事をしていきたい。シーズンの経過とともに、チームにとって重要な選手が増えるように仕事に取り組みたい。このチームは非常に良いメンバーが揃っている。継続してチームを成長させる必要があり、新しく契約して誰かが加入するのであれば歓迎するが、現在のメンバーよりも優れた選手でなければならない」
8月は欧州へ戻り、ドイツで開催されるアウディカップ2015で4日にトッテナムと、5日にバイエルン・ミュンヘンかACミランと対戦する予定となっている。