お金をかけるだけが補強じゃない! 0円移籍で活躍した選手ランキング

0円でも豪華な陣容を作ることは可能?

0円でも豪華な陣容を作ることは可能?

ボローニャでのロベルト・バッジョ photo/Getty Images

移籍市場での取引は、今が真っ盛り。高額な移籍金を支払って選手を獲得することに注目が集まりがちだが、フリートランスファーの選手を狙うなど、お金をかけなくても補強することは可能だ。

以下のランキングは、『テレグラフ』が移籍金ゼロで加入した選手の中で、最も活躍したと思える選手をピックアップしたものだ。中には次の“就職先”がほぼ内定していたパターンもあるが、錚々たる選手たちが「0円移籍」をしていることに驚く。

10位:ジェームズ・ミルナー(マンC→リバプール)

まだリバプールでのシーズンが始まっている訳ではないが、マンCでキャリアを積んだミルナーを同紙は高く評価しているようだ。アストン・ヴィラからマンCへ移籍した際には1800万ポンドの移籍金が発生しているため、それを考えるとイングランド代表としても経験豊富な同選手を0円で獲得できたのはレッズにとって大きかったようだ。

9位:ラウール(レアル・マドリード→シャルケ)

レアル・マドリードで16年間プレイしたラウールは、新たな挑戦の場にシャルケを選んだ。33歳とピークを過ぎたように思える年齢だったが、シャルケに在籍した2シーズンで通算40ゴールを記録。欧州カップ戦での得点記録も塗り替え、改めてトップレベルのストライカーであることを証明した。ラウール在籍時のシャルケは、11-12シーズンにクラブ初のチャンピオンズリーグベスト4入りを果たすなど、欧州の舞台でも好成績を残した。

8位:ロベルト・バッジョ(ミラン→ボローニャ、インテル→ブレシア)

ミランでファビオ・カペッロ監督の構想外となったバッジョは、自慢のポニーテールを切り落としてボローニャへ移籍。当時30歳のバッジョはセリエAで22ゴールを挙げ、1998フランスワールドカップのメンバーにも選ばれた。その後インテルに移籍したが、2000年に再びフリーでブレシアに加入。ブレシアでも95試合に出場して45ゴールを挙げる活躍を見せた。バッジョが着けた背番号10は永久欠番となっている。

7位:ヘンリク・ラーション(セルティック→バルセロナ)

セルティックで大爆発したラーションは2004年にバルセロナに加入。深刻な膝の負傷などもあり、キャリアは終わったとも思われたが、05-06シーズンのチャンピオンズリーグ決勝ではチームを優勝へ導く2アシストを決め、自身の価値を証明した。

6位:エステバン・カンビアッソ(レアル・マドリード→インテル→レスター)

カンビアッソは2004年にレアル・マドリードを退団し、0円でインテルに加入。その後2014年にも同様に0円でレスターに加入。これほどの名選手ながら、移籍金が発生していない珍しいキャリアを歩んでいる。レスターでもベテランとしてチームを引っ張り、クラブの年間最優秀選手賞にも選ばれた。

5位:ソル・キャンベル(トッテナム→アーセナル)

ライバルクラブへの移籍でトッテナムサポーターから批判されたキャンベルは、アーセナルで2度のプレミアリーグ制覇と3度のFAカップ制覇に貢献。イングランド代表でも不動のセンターバックとなった。アーセナル退団後は目立った活躍を残せず、2011年に引退した。

4位:ロベルト・レヴァンドフスキ(ドルトムント→バイエルン)

ドルトムントで74ゴールを挙げ、世界的に有名となったレヴァンドフスキは2014年にバイエルンへフリーで加入。その前年からバイエルン移籍の噂は絶えなかったが、1年間ドルトムントに残留し、0円で移籍した。チームとしてのタイトル獲得数や得点王の個人タイトルの面でもドルトムント時代の方が優秀に見えるが、同選手はバイエルンにとって欠かせない選手となっている。

3位:ポール・ポグバ(マンU→ユヴェントス)

ファーガソンのためらいはユヴェントスの進歩を手助けすることになってしまった。「僕はイライラを感じていた。ファーガソンへの敬意を欠いたことはないが、彼は僕を起用しなかった」との手厳しい言葉を残し、マンUで3試合しか出場しせずにユヴェントスへ移籍。そして今や世界で最も高価なMFとなった。マンUが再びポグバを取り戻すには6000万ポンドは必要になる。

2位:スティーブ・マクマナマン(リバプール→レアル・マドリード)

リバプールでウインガーとして活躍したマクマナマンはFAカップ、フットボールリーグカップ優勝を経験し、自身もアシスト王を獲得した。一時はバルセロナに1200万ポンドの移籍金で売却する話もあったが、結局合意できず、1999年にフリーでレアル・マドリードに加入。レアルではチャンピオンズリーグ決勝のバレンシア戦で得意のボレーシュートを決め、チームの優勝に貢献。在籍した4年間でチャンピオンズリーグを2回、国内リーグを2回制覇した。イングランドからスペインに渡った選手で最も成功した事例といわれている。

1位:アンドレア・ピルロ(ミラン→ユヴェントス)

2011年にミランとの契約延長を断ってユヴェントスへ加入したピルロは、キャリアの下降線にあるある選手と思われながらもセリエA4連覇に大きく貢献し、チームに欠かせない選手となった。一方でピルロがいなくなったミランは欧州の舞台から遠ざかってしまっている。今夏にMLSへ渡ったが、まだ彼を老人と判断するのは早いかもしれない。

今夏の「0円移籍」選手にはリバプールのミルナーのほか、セビージャに加入したコノプリャンカ、マルセイユ入りが発表されたばかりのディアビなどがいる。彼らも上記の選手たちのような活躍を見せられるだろうか?

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