ミランはアブデヌール獲得に動けない? ガンディーニ氏「外国人枠に空きがない」

2つの枠をバッカとルイス・アドリアーノに使ってしまったミラン

2つの枠をバッカとルイス・アドリアーノに使ってしまったミラン

チュニジア国籍のアブデヌール photo/Getty Images

センターバックの補強に精力的に動いているミランだが、一時噂に出ていたモナコDFアイメン・アブデヌールの獲得からは撤退したのだろうか。現在ミランが獲得を狙っているローマDFアレッシオ・ロマニョーリは、最低でも移籍金3000万ユーロが必要といわれており、ミランはローマを満足させる額を用意できていない。

しかし今夏の人気銘柄でもあるアブデヌールは、1600万ユーロ〜2000万ユーロ程度での獲得が可能とみられている。ロマニョーリの獲得に失敗した場合はターゲットをアブデヌールに変更することも出来るはずだが、ミランの幹部であるウンベルト・ガンディーニ氏によると、ミランは同選手の獲得には動けないようだ。

ガンディーニ氏はTwitterで、「バッカとアドリアーノに枠を使ったため、アブデヌール獲得には動けない」とツイートしている。

『カルチョメルカート』によると、セリエAの特殊なEU圏外枠の問題で、ミランはチュニジア国籍のアブデヌール獲得に動けないという。これはどういうことか。セリエAのEU圏外枠選手獲得ルールでは、保有人数ではなく、1シーズンに獲得できる人数に限りを設けている。チームに3名以上のEU圏外枠選手を保有している場合は、1シーズンに1名しかEU圏外選手を獲得できないことになっている。ミランは本田圭佑、クリスティアン・サパタ、アレックス、マイケル・エッシェンと3名以上保有していたので、今夏は1名しか獲得できないことになっていた。

しかしチームから1名EU圏外枠選手を放出することで、枠を1つ増やすことができる。すでにミランはエッシェンを放出したので、今夏は2名獲得することができる。しかし、すでにミランはその枠をコロンビア国籍のカルロス・バッカとブラジル国籍のルイス・アドリアーノに使用してしまっているため、もう今シーズンはEU圏外選手を獲得することは出来ないというわけだ。1シーズンに増やせる枠は1つだけで、本田やアレックスを立て続けに放出しても枠は増えないことになっている。

ちなみに、EU圏外の選手でもセリエAのチームから獲得した場合は国籍問わず自由というルールになっている。つまりウディネーゼからミランへレンタル移籍したコロンビア代表DFパブロ・アルメロは、セリエA内での移籍なので、EU圏外枠には引っかからない。

ミランがアブデヌールを獲得する唯一の方法は、同選手にフランス国籍を取得してもらうしかないという。EUの第2国籍を持っている場合は圏外枠には引っかからないが、アブデヌールがそこまでしてミランへ移籍したがるかは分からない。

ロマニョーリに再オファーを出すことも検討しているミランだが、FWに2枠使用したことは正しかったのだろうか。

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