中村憲剛「Jリーグでは味わえない体験をした。刺激的だった」

この一戦を今後へのモチベーションに!

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川崎フロンターレは大敗を喫したが、得たモノも多かったようだ。 Photo/Getty Images

ドルトムントと対戦し、0-6で完敗を喫した川崎フロンターレ。選手たちは悔しさを感じるとともに、まだまだやれること、やるべきことがあるという今後へのモチベーションを得ている。

川崎フロンターレはJリーグのなかでショートパスをつなぐチームとして知られるが、この日は対戦相手のレベルが違った。

「世界のトップレベルはこういうことなんだと思った。質というか……。いまボクたちが取り組んでいるしっかりトラップして、正確に蹴ってつなぐという先を行ってる。強いボールを蹴り、全員が思ったところに止められる。ポジショニングや(選手同士の)距離感もいいから、ボールの奪いどころがなかった」

こう試合後に語ったのは後半から出場した中村である。自分たちとの違いをまざまざと見せつけられたことで、悔しさを感じたのは事実。しかし一方で、試合後のミックスゾーンに現われた中村の表情は明るく、ワクワクしている様子があった。

「悔しかったけど、これからやるべきことがわかった。ボクだけではなく、選手はもちろん、観戦したお客さんも同じように感じたと思う。やっぱり、TVで見るのとは違う。実際に対戦すると、こうして(ミックスゾーンで)話すことも多い。いまは学んだことばかりが浮かんでくる。(ドルトムントは)本当にムダな動きがなかった」

学んだことのひとつが、運動量だった。各選手が正確に蹴ることができ、正確に止めることができるため、ドルトムントの選手からは運動量が多いとは感じなかったという。それでいて各選手のポジショニングや距離感が抜群なため、プレスをかけられず、ボールを奪うことができなかった。

「もっと早く経験したかった。5年前でもよかったかな。Jリーグではボールを奪えるところでも逃げられるから、奪いどころがなかった。Jリーグでは味わえない体験をした。刺激的だった。パススピードの速さを改めて感じた。だけど、自分たちもやれると思う。いや、やらないとイカンでしょ」

欧州のビッククラブと対戦した川崎フロンターレは、結果でも内容でも大敗を喫した。しかし、だからこそ選手たちは多くのモノを得ることができた。11日からスタートするセカンドステージでは、高い意識を持ってプレイする川崎フロンターレの選手たちを見ることができるはずだ。

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