コパ・アメリカ2015で輝きを放った10人の名手たち
スペイン紙が選出
アルゼンチン代表のリオネル・メッシ。photo/Getty Images
コパ・アメリカ2015は決勝で、PK戦の末にアルゼンチンを下した開催国のチリが優勝を果たして大会の幕を下ろした。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が今大会で輝きを放った10人の名手を紹介した。
・リオネル・メッシ(アルゼンチン/FW/バルセロナ)
惜しくも優勝を逃したメッシは、初戦に1ゴールを記録したのみで今大会はゲームメイクに徹した。右サイドで起用され、アルゼンチンの前線のメンバーを補完的に支援する役割を担った。「チリはカップを手にするためにファウルや、激しいキックでメッシを止めなければならなかった」
・アルトゥーロ・ビダル(チリ/MF/ユヴェントス)
大会期間中に飲酒運転と自動車事故を起こして謝罪会見を行った。ピッチ外での振る舞いの悪さも目立ったが、ピッチ上でも存在感を発揮。「彼の性格と強さはピッチ上で大きな役割を果たし、タイトルを獲得するためにチリをリードした」
・クラウディオ・ブラボ(チリ/GK/バルセロナ)
2014-15シーズン、バルセロナでの3冠達成に加え、チリのキャプテンとしてコパ・アメリカの優勝カップを掲げた。
・ハビエル・マスチェラーノ(アルゼンチン/MF/バルセロナ)
マスチェラーノは常に守備ラインを助け、中盤で中心的な役割をこなした。「マスチェラーノの決勝戦でのプレイはタイトルを獲る価値があった」
・ガリー・メデル(チリ/MF/インテル)
チリのディフェンスで重要な役割を果たした。非常に積極的なプレイヤーで、相手の攻撃を阻むために躊躇せず、完璧な守備を見せた。
・クリスチャン・クエバ(ペルー/MF/アリアンサ・リマ))
リーガ・エスパニョーラのラージョでプレイした経験を持つ。ペルーは3位決定戦でパラグアイに勝利し、2大会連続で3位に。ペルーの躍進の立役者。
・パオロ・ゲレーロ(ペルー/FW/フラメンゴ)
今大会4得点を奪い、チリのエドゥアルド・バルガスと並んで得点王に輝いた。ベテランストライカー。ボリビアとの準々決勝ではハットトリックを達成した。
・エドゥアルド・バルガス(チリ/FW/QPR)
前述、今大会4得点を挙げて大会得点王に輝いた。ペルーと対戦し、2-1で勝利した準決勝では2得点を記録。大会ベストイレブンにも選出された。
・ハビエル・パストーレ(アルゼンチン/MF/パリ・サンジェルマン)
アンヘル・ディ・マリアやリオネル・メッシと連携した攻撃を組み立てた。アルゼンチンの攻撃で大きな役割を果たす。今大会、中盤での活躍ぶりは疑いようもない。
・ジェイソン・ムリージョ(コロンビア/DF/グラナダ)
今大会サプライズを起こした選手の一人。23歳ながら素晴らしい守備を発揮し、大きな存在感を放った。ブラジル戦でもフリーキックの混戦から1得点を記録した。
コパ・アメリカで活躍したプレイヤーは2015-16シーズン、所属するクラブチームでどんな活躍を見せるのだろうか。