[女子W杯]「もっと強くなって帰って来る」 再戦を叶えたワンバック

「女子サッカーの発展は驚くべきこと」

「女子サッカーの発展は驚くべきこと」

決勝でのリベンジに燃えるワンバック。photo/Getty Images

日本とのW杯決勝を前日に控えたアメリカ代表FWアビー・ワンバック(35)は現在の心境を語った。『FIFA.com』がその内容を伝えている。

「とても楽しみなゲームよ。正直に言うと、日本との対戦は素晴らしいわ。彼らは本当にファンタスティックなチームだから。今大会でも彼女たちは見事なサッカーを展開して、いくつか驚くべきゴールも記録しているわね。2011年のW杯、そして2012年のオリンピックのことを考えれば、本当に特別な一戦よ。日曜日にバンクーバーのピッチに立ったら、私は国、国民、家族、そしてチームメイトのことをまず誇りに思いたい」

決勝の対戦相手が日本になったことを喜んだワンバック。2011年の前回大会決勝では自身もゴールを挙げ、あと一歩というところまでトロフィーに近づいたもの、試合終了間際に澤のゴールで追いつかれ、PK戦の後にアメリカは敗れた。「もっと強くなって帰って来る」と試合後に語った同FWにとっては感慨深い決勝戦の相手となった。

副キャプテンとして今大会に臨んだワンバック。女子代表として世界記録である160ゴールをこれまでに挙げてきたベテランストライカーはここまでに出場した6試合のうち3試合に先発。不動のストライカーとして臨んできた過去の大会とは異なる境遇に置かれたカナダ大会だが、本人はチームの利益を何よりも優先することを強調している。

「私の望みはただ勝利することにしかないの。自分がどうとか、どのような役割を与えられるかには興味がないわ。誰がゴールしようが関係ない。カルリ・ロイドでもケリー・オハラでも、(GKの)ホープ・ソロだって構わない。1点でも相手より多くゴールを挙げることこそ重要なのだから。個人記録が欲しいわけではなくて、W杯のタイトルを望んでいるの」

インタビューの最後に35歳のベテランストライカーは初めてW杯のピッチに立った2003年のアメリカ大会から現在に至るまでの女子サッカーの発展について自身の印象を述べた。

「このスポーツがどれだけ成長してきたかを考えてみると驚くわ。信じられないほどね。当時の私はロイドと並んで点を取ってチームを勝たせることが仕事だったから、今の自分の役割は興味深いわ。ゲームをクローズするために後半から出場して、監督から信頼を得てチームを導いたり、必要ならゴールを奪ったりね。まだ1試合残っているけれど、もし優勝することが出来たのなら、それはチーム全体の勝利となるでしょう」

1999年の優勝以来3大会連続で優勝から遠ざかるアメリカ。ワンバックは自身初の栄冠を勝ち取るために、全てを捧げる準備が出来ているようだ。

バンクーバーのBCプレイスで行われる決勝戦は日本時間6日の午前8時にキックオフの笛が吹かれる。

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