[なでしこ]延長突入かと思いきや……。まさかのラッキーゴールで日本が2大会連続の決勝進出!

いざ、アメリカとのファイナルへ

いざ、アメリカとのファイナルへ
サッカー女子W杯準決勝が現地時間1日に行われ、日本はイングランドと対戦した。

2大会連続の準決勝進出を果たし、決勝で待つアメリカのもとへあと一歩を踏み出すなでしこジャパン。この試合の対戦相手イングランドは前回大会のグループステージで対戦し、大会唯一の黒星を喫したチーム(0-2で敗戦)。縦に速いサッカー、ロングボールを有効に使ったサッカーを強みとする相手に日本の技術、組織力で対抗する。

開始36秒、オープニングシュートを放ったのはイングランドだった。1トップで先発したテイラーがボールを受けると見事なトラップで反転し、DF熊谷の裏を取る。勢いよく振りぬいた右足のシュートは十分なパワーを持っていたが、間一髪で枠を捉えなかった。

対する日本は20分、宮間の落としから鮫島がミドルシュート。中盤から両サイドで先発した川澄、宮間を有効に使うシーンが前半では数多く見られた。

日本に待望の先制点が生まれたのは31分だった。阪口が右サイドを駆け上がった有吉に展開すると、イングランドDFがペナルティエリア内で有吉を後ろから倒し、PKを得る。ゆったりと助走を取ったキッカーの宮間は冷静にキーパーの逆を突いてゴール左に流し込み、日本が先制した。

しかし、39分に今度はイングランドにPKが与えられる。大儀見のタックルがPK判定を取られる形になった。キッカーのウィリアムズは強烈なシュートを決め、スコアを1-1とした。

前半はこのまま終了し、後半に突入することになった。

後半の最初の15分は両チーム決定的なシーンを作ることが出来ない時間が続いたが、次第にイングランドのペースに入った。62分にダガンの強烈なミドルシュートがバーをかすめると、続く65分にも交代出場のホワイトが抑えの利いたシュートを放った。

佐々木監督が動いたのは69分、最初の交代枠をFW岩渕真奈に使い、大野を下げた。準々決勝のオーストラリア戦で決勝点を決めた岩渕の投入で流れを変える狙いがそこには見られた。直後の71分にはその岩渕が得意のドリブルから中にシュート性のクロスを送り、大儀見に合わせようとした。

岩渕投入の影響は迅速に現れた。単独で仕掛けからフィニッシュまでを担うことの出来る岩渕は74分にドリブルで中に切り込み、パンチのあるシュートを放つ。この後も岩渕に日本はボールを集め、イングランドの守備をこじ開けることを試みる。

そして、意外な形で日本の決勝点が生まれた。後半ロスタイムに突入し、このまま延長戦に突入することが予想された47分、川澄の縦へのボールをイングランドDFがクリア。このボールが自陣ゴール方向へと向かい、ラインを割ってしまった。

日本はこのラッキーな決勝ゴールで試合を終え、2大会連続となるファイナル進出を果たした。決勝戦は7月5日に行われ、日本はアメリカと対戦する。このカードは前回W杯、そしてロンドンオリンピックと同様のものであり、因縁の対決となるようだ。

[スコア]

日本 2-1 イングランド

[得点者]

日本:宮間(31, PK)、オウンゴール(92)

イングランド:ウィリアムズ(39, PK)

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